プレスリリース要約
NTTドコモはテレビ東京らと協業し、1億超のdポイント会員データと番組視聴データを連携させた広告配信支援ソリューションを2026年7月より提供します。TVerなどの見逃し配信において、視聴者の属性や行動傾向からターゲット含有率を可視化し、プランニングから購買行動などの効果検証まで一気通貫で支援します。
NTTドコモ、テレビ東京、テレビ東京コミュニケーションズ、D2Cの4社は、ドコモが保有する1億超のdポイントクラブ会員の属性・行動データと、テレビ東京の番組視聴データをセキュアに連携させた新たなマーケティングソリューションを開発しました。本サービスは2026年7月1日より提供を開始する予定です。対象となるのは『TVer』や『Lemino』、『ネットもテレ東』におけるテレビ東京の見逃し配信番組枠の予約型広告で、広告主はターゲット層が多く含まれる番組を特定して、より効果的な広告配信プランを設計できるようになります。
本ソリューションの最大の強みは、dポイント会員の購買データや位置情報、アプリ利用履歴などを活用し、配信プランニングから広告接触後の効果検証までをシングルIDで一気通貫で測定できる点です。これにより、広告を見たユーザーが実際に商品を購買したか、あるいは店舗へ来店したかといった具体的な行動変容まで可視化できます。事前に行われた旅行関連施設との実証実験では、ターゲット含有率の高い番組を指定して配信した結果、ランダムに配信した場合と比較して、実際に狙ったターゲットへ届いた割合を示すオンターゲット率が5.9倍に向上したとのことです。


Journalポイント
実はこれ、テレビ広告の常識を大きく変える仕組みなんです。1億人のデータを使って、テレビ東京の見逃し配信広告の『効果』を完全に可視化できるようになります。
え、そうなんですか?テレビの見逃し配信の広告って、今でも普通に配信されていますよね。何がそんなに違うんですか?
実は今、動画広告の需要が高まる一方で、実際に誰が広告を見て、その後に店舗での購買や来店につながったかを正確に追跡することが難しいという課題があったんです。そこを解決したのが今回の取り組みです。
ベースとなる仕組みはネット広告なら普通にできている気がしますけど、テレビだと難しいのでしょうか?
ネット広告でも、テレビの視聴データとリアルの購買データを個人単位で結びつけるのは困難でした。今回は1億人以上のdポイント会員データと番組視聴データをセキュアに連携させることで、それを実現したんです。
なるほど!それなら精度がかなり高そうですね。じゃあ、具体的にこの仕組みを使うとどれくらい広告の効果が出るものなんですか?実証実験などの具体的な数字があれば教えてください!
実証実験では、ターゲット層への広告到達率を示すオンターゲット率が、ランダムに配信した場合と比べて5.9倍も高くなったという結果が出ています。一部の番組では20%を超える高い精度を記録しました。
オンターゲット率というのは、狙った人にちゃんと届いた割合のことですね。では、よく聞くブランドリフト調査って何ですか?
ブランドリフト調査というのは、広告によって消費者のブランド認知度や購入意向がどれだけ向上したかを測定するテストのことで、今回は認知や興味関心などの項目で高いスコアを記録しました。業界全体がデータ起点での広告最適化へシフトする中、ドコモとテレ東の取り組みは大きな一歩です。
なるほど、データの連携でテレビ広告の価値がここまで変わるんですね。よく分かりました、勉強になりました!

