プレスリリース要約
株式会社Orchestra Holdingsの子会社であるデジタルアイデンティティは、自社開発のAIプラットフォーム「Forté.AI」の全社活用により、累計15,000時間の業務削減を達成しました。実務に直結する独自のAIアプリも30種類を突破。非エンジニア層にまでAI利用が定着した、組織のDXにおける先進事例として注目されます。
デジタルアイデンティティが開発した「Forté.AI(フォルテ・エーアイ)」は、マーケティングに特化したAIプラットフォームです。導入から半年未満という短期間で、全社的な累計業務削減時間が15,000時間を突破しました。同社では、自らコードを書く一部のエンジニア層だけでなく、実務担当者の80%以上という高い割合でAIチャット機能が日常的に利用されています。一部のITリテラシーが高い層に留まらず、非エンジニア層を含めた全社的な「社内インフラ」としてAIの実務利用が定着している点が、今回の成果の大きな特徴です。
Forté.AI上では、現場の多様な課題を解決するためにアジャイル開発が継続されており、稼働する独自のAIアプリや自律型エージェントの数は30種類を超えています。具体的には、生成AI検索時代に対応した分析ツール「LLMO Analytics」や、実データに基づく「AIペルソナ機能」、データ分析を瞬時に実行する「GA4分析ダッシュボード」など、デジタルマーケティングの実務に直結するツール群が揃っています。これにより、従来は有料ツールや手作業で行っていた業務を内製化し、誰でも手軽に利用できる環境を構築しています。

Journalポイント
実はこれ、単なるツールの導入ではなく、アジャイル開発で現場の声を拾い上げながらアプリを増やしていった結果なんです。
え、そうなんですか?現場の要望に合わせて、そんなにハイペースでアプリを作れるものなんですか?
そうなんです。同社では現場のニーズに応える形で、マーケティングに特化したAIアプリを次々と内製開発しています。
でも、それってもともとエンジニアの人たちだけが盛り上がっている状態になりがちじゃないんですか?
そこがこの事例の面白いところで、なんと非エンジニア層の80%以上が日常的にこのAI基盤を使いこなしているんですよ。
それはすごいですね!例えば具体的にどんな業務でそのAIが使われているんでしょうか?
たとえば、生成AI時代の新しい検索対策であるLLMOの分析や、顧客のペルソナ作成、さらにはデータ分析の自動化などです。
LLMOやペルソナ作成ですか。そうした専門的なデジタルマーケティングの業務までAIで効率化できるのですね。
LLMOというのは「Large Language Model Optimization」の略で、生成AIによる検索結果で自社ブランドを露出させるための最適化手法のことで、同社はこれを分析するツールを独自開発しました。さらに、複雑なGA4のデータを瞬時に視覚化するダッシュボードなども備えています。
GA4の分析も自動化できるのは便利ですね。ただ、これだけのツールを社内に浸透させるのは簡単ではなかったのでは?
GA4というのは「Googleアナリティクス4」というWebサイトのアクセス解析ツールのことで、同社は段階的なロードマップを設計し、社員の理解と定着を丁寧に進めることで、この壁を乗り越えました。
なるほど!じゃあ、単にツールを置くだけでなく、社内の推進体制や教育もセットで設計されていたということですか?
その通りです。だからこそ、導入から半年未満という短期間で、累計15,000時間もの業務削減という大きな成果につながったのです。
削減された1.5万時間という時間は、その後どのように活用されているのでしょうか?
情報収集やデータ成形などの定型業務をAIに任せることで、社員はクライアントへの戦略立案やクリエイティブの質向上といった、人間にしかできないコア業務に集中しています。
素晴らしいですね。他のデジタルマーケティング企業でも、同じように独自のAI開発が進んでいるのですか?
実は業界全体が、汎用的なAIの利用から、自社の強みや業務プロセスに特化した「バーティカルAI」の活用へとシフトしつつあります。
バーティカルAIというのは、特定の業界や業務に特化したAIのことですね。非常に勉強になりました!
そうです、特定の領域に特化することで圧倒的な成果を出すAIのことです。自社専用のAI基盤を持つことが、これからの企業の競争力を大きく左右することになりそうですね。
自社に合わせたAI活用の重要性がよくわかりました。ありがとうございました!

