プレスリリース要約
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、岡山大学の学生団体「電子計算機研究会」へ高性能オシロスコープを寄贈しました。深刻化する理系人材不足という課題に対し、教育機関への機材提供を通じて次世代エンジニアの育成を直接支援するこの取り組みは、未来の技術基盤を支える企業の社会的責任(CSR)の好例として注目されます。
ドイツの測定器大手ローデ・シュワルツの日本法人であるローデ・シュワルツ・ジャパンは、2026年5月13日、岡山大学の学生団体「電子計算機研究会」にオシロスコープ「R&S®RTM3004」などを寄贈しました。同研究会はプログラミングやモノづくりを行う学生団体ですが、従来の旧型機器ではUSB2.0などの高速信号を十分に観測できないという課題を抱えていました。今回の寄贈により、1 GHzの帯域幅と4チャンネルを備えた高性能な測定環境が実現し、学生たちがより高度な電子機器開発や信号観測に挑戦できる体制が整いました。
この支援の背景には、深刻化する理系人材の不足があります。経済産業省が公表した推計によると、2040年には専門職を中心に理系人材が約120万人不足するリスクが指摘されています。同社はこうした社会的課題を見据え、教育機関への計測機器寄贈やインターンシップ受け入れを積極的に推進しています。過去には2012年に佐賀大学へオシロスコープを寄贈し、同大学での最先端のダイヤモンド半導体研究を支えた実績もあります。単なる一過性の寄付にとどまらず、産業界の未来を担う実践的な研究開発人材の育成を中長期的に支援する仕組みを構築しています。

Journalポイント
実はこれ、企業の単なるボランティアではなく、日本のものづくりの未来を左右する 戦略的な人材育成 なんです。
え、そうなんですか?単に大学のサークルに機材をプレゼントしただけだと思っていました。
実は今、先端産業を支える理系人材の不足が深刻で、2040年には約120万人も足りなくなるという予測があるんです。
120万人も!でも、大学には国からの予算もあるし、機材は揃っているんじゃないんですか?
実は予算の都合で古い機材を使い続けているケースが多いんです。今回寄贈された オシロスコープ も、学生たちの開発には性能が足りていませんでした。
オシロスコープって、理系の研究でよく使われる測定器のことですよね?具体的にどういう役割があるんですか?
オシロスコープというのは電気信号の変化をグラフにして画面に表示する測定器のことで、これを使うことで、学生たちは目に見えない電気の動きを視覚的に確認し、開発中の機器に起きている問題の原因を正確に突き止められるようになるんです。
なるほど、実践的な学びには不可欠ですね。他の会社もこうした CSR 活動を行っているんでしょうか?
CSRというのは企業の社会的責任のことで、現在では多くのハイテク企業が大学への寄贈や 共同研究 を通じて、未来の技術者を育てる取り組みを強化しています。
自社の利益だけでなく、業界全体の未来を見据えた投資が行われているのですね。勉強になりました!

ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

- 代表
- ロバート・フルーラー
- 所在地
- 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー20階
- URL
- www.rohde-schwarz.com/jp/home_48230.html
