プレスリリース要約
松富士食品が展開する人気タンメン専門店「トナリ」は、2026年5月22日より夏季限定の「パクチー油淋鶏冷し」を全店で発売します。さらに、定番の餃子や唐揚げの味変を楽しめる「特製パクチーだれ」も同時投入。看板メニューの強みを活かしつつ、トッピングによるクロスセルと夏期の新規顧客開拓を狙う戦略に注目です。
今回発売される「パクチー油淋鶏冷し」(税込990円)は、キンキンに冷えた麺にジューシーな油淋鶏をトッピングし、濃厚な胡麻だれと甘酸っぱい特製だれのダブルソースにパクチーを合わせた、夏期限定の意欲作です。同店は、厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350gを超える「360gの野菜」が摂れる濃厚タンメンで知られますが、今回の新メニューではエスニックな要素を取り入れ、従来のラーメンファンに加えて新しい層の獲得を目指しています。
新メニューの投入と同時に、トナリは定番のセットメニュー「タンギョウ(タンメン+ギョウザ)」や「タンカラ(タンメン+カラアゲ)」の魅力を高める「特製パクチーだれ」(税込100円)と「追いパクチー」(税込150円)も販売します。これにより、既存の人気サイドメニューにエスニックな「味変」という新たな価値を付加し、注文単価(客単価)の上昇を図る設計となっています。販売は東京と千葉を中心とする「タンメントナリ」全店で一斉に開始されます。


Journalポイント
実はこれ、単なる夏メニューの追加ではなく、既存の強みを活かした緻密な クロスセル戦略 なんです。
え、そうなんですか?冷やし中華みたいな季節限定のラーメンを出すだけだと思っていました。
実は今、飲食業界では原材料費の高騰が続いており、客数を増やすだけでなく 客単価 をいかに自然に上げるかが共通の課題になっているんです。
でも、それってもともと値上げすれば解決するんじゃないんですか?
単純な値上げは顧客離れを招きます。そこで、トナリは「特製パクチーだれ」を 100円 という絶妙な価格で提供し、既存のギョウザやカラアゲの価値を高める手法をとりました。
なるほど!じゃあ、1品あたりの利益率(マージン)をトッピングで補うってことですか?
その通りです。トッピング類は原価率が低いため、注文率が上がれば全体の 利益率向上 に直結します。さらに、自分好みの「パクチー・コーディネート」を楽しめる体験価値も提供しています。
他のラーメンチェーンや飲食店も、似たようなトッピング戦略をしているんですか?
はい、飲食業界全体が「基本メニュー+パーソナライズ(トッピング)」による 客単価アップ へシフトしています。ココイチのトッピングや、スターバックスのカスタムに近い考え方ですね。
なるほど、ビジネスモデルとしての工夫が見えて勉強になりました!


