プレスリリース要約
デリバリーアプリ「menu」を運営するmenu株式会社は、フードデリバリープラットフォームとして国内初となる「たばこ」のデリバリーサービスを開始しました。独自の厳格な本人確認システムを構築することで、これまでハードルの高かった年齢制限商品のオンライン配送を実現し、生活インフラとしての価値向上を狙います。
menuは、東京都新宿区の「タバコショップかどや」との提携により、店舗から半径6km圏内を対象に「たばこ」のデリバリーを開始しました。紙巻きたばこや加熱式たばこなど、店舗で取り扱う複数の銘柄を注文から最短30分で届けます。今回の取り組みは、単なる取扱商品の拡充にとどまらず、これまで配送が困難とされていた規制物品のデリバリー領域における先駆的な事例として注目を集めています。なお、たばこ購入時はクレジットカード決済のみ対応し、システム利用手数料として1回あたり170円が別途必要となります。
今回のサービス実現の鍵となったのが、新たに導入されたmenu独自の多段階本人確認システムです。外部サービスを用いた公的証明書とセルフィーの照合による「事前審査」に加え、注文の都度「顔認証」と「ID・パスワード入力」を求めます。さらに、配達員による「対面での受け渡し」を必須とし、置き配は不可とすることで、20歳未満への販売やなりすましを徹底的に防ぎます。これにより、安全かつ確実なラストワンマイルの配送ルートを確立しました。


Journalポイント
実はこれ、単に「たばこが届くようになった」という話ではなく、デリバリー業界における 「本人確認プロセスの標準化」 へ向けた大きな一歩なんです。
え、そうなんですか?本人確認の仕組みが変わるだけで、そんなに大きな意味があるんですか?
実は今、フードデリバリー各社は料理以外の「モノ」を届ける Qコマース の拡大を急いでいますが、年齢確認が必要な商品は配送時の法規制の遵守が難しかったんです。
そのQコマースというのは、具体的にどういうビジネスモデルなんですか?
Qコマースというのは「クイックコマース」の略で、日用品や食料品を注文から30分程度で即時配達するサービスのことです。menuはここに独自の 本人確認システム を組み込みました。
なるほど!でも、それってもともと配達員が対面で年齢確認すれば済む話じゃないんですか?
確かにそうですが、配達員個人の確認だけに頼ると見落としのリスクがあります。そこで事前審査での 顔認証 と注文時の多段階認証を組み合わせ、システム的に不正を防ぐ仕組みを作りました。
じゃあ配達員は、アプリの指示に従って引き渡すだけで安全に配達できるってことですか?
その通りです。さらに配達時の置き配を禁止し、注文番号の照合を必須にすることで、配送の最終局面まで徹底して安全性を担保しています。
他のデリバリーサービスを展開する会社も、似たようなことに関心を持っているんでしょうか?
ええ、業界全体が「何でもすぐ届くインフラ」を目指す中で、規制商品の取り扱いは大きな差別化要素になります。menuのこのシステムが成功すれば、他社も追随する可能性は高いですね。
テクノロジーで安全性を担保することで、新しい市場が開拓される好例ですね。勉強になりました!


