プレスリリース要約
日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営するJPYC株式会社が、シリーズBラウンドで累計約50億円の資金調達を完了しました。2025年10月の発行開始からわずか半年強で、実需に基づいた高い流動性を背景に急成長を遂げており、今回の調達を機に金融とweb3の両領域におけるエコシステム拡大と社会実装をさらに加速させます。
JPYC株式会社は、日本円ステーブルコイン「JPYC」の社会実装に向け、シリーズBラウンドの1stおよび2ndクローズにおいて累計約50億円の追加資金調達を完了したと発表しました。調達した資金は、システム基盤の強化、事業開発や法務・コンプライアンス人材の採用、BtoB送金やデジタル給与払いを見据えた法人向け基盤の拡充、および新たな成長機会への戦略的投資に充てられます。特に、発行残高の急拡大に耐えうる金融機関水準のセキュリティ構築や、AIエージェントによる自律的な決済(M2M決済)に対応する開発環境の整備に重点を置く方針です。
JPYCは2025年10月の発行開始以来、提供開始から約7ヶ月で口座開設数18,000件、累計発行額25億円を突破しました。特筆すべきは総取引高が350億円を超えている点で、日次の資産回転率が100%を上回るなど、決済や送金のために「常に動き続けるお金」として実需に基づいた利用が爆発的に拡大しています。また、EthereumやPolygonなどのマルチチェーン展開に加え、直近ではLINE NEXTのWeb3ウォレット「Unifi」での正式採用や、イオンモールが保有する商業施設との融合を見据えた提携など、大衆普及(マスアダプション)に向けた動きを強めています。
Journalポイント
実はこれ、単なる決済手段の追加ではなく、お金自体がプログラム可能になるという金融の地殻変動なんです。あらかじめ設定したルールに従って、自動でお金が動く仕組みが作れるんですよ。
お金が自動で動くんですか?ステーブルコインって、スマホ決済や電子マネーのようなものと何が違うのでしょうか?
従来の電子マネーは特定の経済圏でしか使えませんが、ステーブルコインは異なるブロックチェーンをまたいで自由に移動できます。さらに、AIエージェント同士が自律的に価値をやり取りするM2M決済の基盤としても期待されています。
M2M決済って初めて聞きました。でも、それって一部の技術者やWeb3のコミュニティだけで使われるものなんじゃないですか?
Web3というのは、ブロックチェーン技術を活用した分散型の新しいインターネットの仕組みのことです。JPYCはすでにLINEのUnifiウォレットに採用され、1億人規模のユーザーへの普及を進めています。累計発行額は25億円を超え、日常に溶け込み始めています。
1億人規模への普及はすごいですね!身近な店舗でも使えるようになるのでしょうか?例えばイオンのような大型商業施設での買い物などでも使えると便利そうです。
まさにその通りです。投資家からも、イオンモールが保有する全国の商業施設や顧客基盤との融合に大きな期待が寄せられています。さらに、将来的には企業間送金であるB2B領域やデジタル給与払いへの応用も視野に入っています。
B2Bでの利用も進んでいるんですね。他の決済会社や銀行も似たようなステーブルコインを作っているんですか?
B2Bというのは『企業間取引』のことで、企業同士の決済を指します。現在、法改正を機に多くの大手金融機関が参入を表明していますが、JPYCはすでに実稼働しており、日次の資産回転率が100%を超えるほどの圧倒的な流通実績で一歩リードしています。
すでに実績があるからこそ、約50億円もの資金が集まったのですね。これからの展開がとても楽しみです!

JPYC株式会社

- 代表
- 岡部典孝
- 所在地
- 東京都千代田区大手町1丁目6−1 大手町ビル4階 FINOLAB内
- URL
- jpyc.co.jp
