プレスリリース要約
パーソルクロステクノロジーが、自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)から国内3社目となる「業務支援事業者」の認証を取得しました。欧州電池規則など国際的な環境規制が強まる中、自動車や蓄電池のサプライチェーンにおけるカーボンフットプリント(CFP)算定を支援する体制が整い、国内製造業のGX推進に貢献します。
パーソルクロステクノロジーは2026年4月27日、一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)が運営する認証プログラムにおいて、自動車・蓄電池のカーボンフットプリント(CFP)算定における「業務支援事業者」としての認証を取得しました。この認証の取得は日本国内で3社目となります。国際的な環境規制の強化が進む中、同社がCFP算定における専門的な知見や信頼性、実行力を備えた事業者であることが評価されました。認証の有効期間は2026年4月27日から2年間となっています。
今回認証された「業務支援事業者」は、CFP算定のスキルを有し、データ連携基盤の運用ルールを熟知した上で、トレーサビリティサービス利用者の算定業務を支援する役割を担います。同社は、10年以上にわたる大手自動車メーカーへの支援実績やエンジニアリング領域での知見を活かし、ISO 14067などの国際規格やABtCガイドラインに準拠した算定プロセスを設計します。さらに、ティア1やティア2といった多層的なサプライチェーンを横断したデータ収集・整理、将来的な第三者検証を見据えた算定基盤の構築を支援します。
Journalポイント
実はこれ、日本の自動車産業がヨーロッパをはじめとする海外市場から締め出されないようにするための、極めて重要で現実的なディフェンス策なんです。
え、海外から締め出される可能性があるってどういうことですか?単に排出量を計算するだけではないのですか?
実は今、欧州を中心に環境規制が劇的に厳しくなっていて、蓄電池のライフサイクル全体での排出量、つまり CFP のデータ開示が義務化されつつあるんです。これが証明できないと、製品を輸出できなくなるリスクがあります。
なるほど、CFP ってカーボンフットプリントのことですよね。でも、それって各メーカーが自分たちで計算すれば済む話ではないんですか?
CFPというのはカーボンフットプリントのことで、製品の原材料調達から廃棄までの温室効果ガス排出量をCO2に換算したものです。これを計算するには、自社だけでなく、何百とある部品や素材の供給元(サプライチェーン)全体のデータを集める必要があり、これが非常に難しいんです。
確かに、取引先すべてから正確なデータを集めるのは気が遠くなりそうです。だからこそ、専門の支援事業者が求められているわけですね?
その通りです。パーソルクロステクノロジーは、今回国内で3社目となる ABtC の公認事業者になりました。これにより、国際基準に沿った正しいルールで、多層的なサプライチェーンから効率よくデータを集めて計算する仕組みを構築できるようになります。
ABtC の公認なら信頼性も高そうですね。ちなみに、他のIT企業やコンサル会社も同じような支援をしているんでしょうか?
ABtCというのは自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センターのことで、業界全体でデータ連携を行うための中心組織です。現在、この公式な『業務支援事業者』の認証を受けているのは国内でわずか 3社 だけなので、同社の持つ実績と専門性は非常に希少価値が高いと言えます。
わずか3社ですか!それは強みになりますね。日本の製造業の GX を支える重要な存在になりそうで、とても勉強になりました!


