プレスリリース要約
山形県鶴岡市のバイオベンチャー、株式会社サリバテックは、だ液によるがんリスク検査「サリバチェッカー」を常温保管・ポスト投函対応へアップデートしました。この改良により、医療機関へのアクセスが困難な地域でも手軽に検査が可能となり、地域間の医療格差解消や未病対策の新たなインフラとして注目を集めています。
サリバテックは、2026年5月31日の世界禁煙デーに合わせた「イエローグリーンキャンペーン2026 in やまがた」への参画を発表しました。同社は禁煙や受動喫煙防止の啓発を行うとともに、自社が提供するだ液によるがんリスク検査「サリバチェッカー」の利便性を大幅に向上させました。2026年4月のサービスアップデートにより、従来必要だった冷凍保管や冷凍便での配送手配が不要となり、検体の「常温保管」と「ポスト投函」による郵送が可能になりました。これにより、受検者の負担が大きく軽減されています。
「サリバチェッカー」は、慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究成果を基に開発された検査サービスで、これまでに累計11万人以上が利用しています。一度のだ液採取で、男性は肺がんや膵がんなど5種、女性は乳がんを加えた6種のがん罹患リスクをAIで解析・評価します。今回の常温・ポスト投函対応により、無医地区や通院難民といった医療アクセスが制限されている地域に住む人々でも、自宅にいながら高度なリスク検査を受けられる環境が整いました。
Journalポイント
実はこれ、だ液をポストに投函するだけで、自宅にいながら手軽にがんのリスクを調べられる仕組みなんです。
え、そうなんですか?だ液を送るだけで、どうしてがんのリスクが分かってしまうんですか?
だ液に含まれる代謝物を分析し、それを サリバテック が持つ独自のデータベースと照合することで、がんのリスクを評価しているんですよ。
なるほど。でも、だ液って傷みやすいイメージがあります。常温でポストに入れて本当に大丈夫なんですか?
そこが今回の大きな技術アップデートです。2026年4月から検体の 常温保管 とポスト投函に対応し、冷凍配送の手間を完全に無くしました。
それは便利ですね!ちなみに、この検査には AI も使われていると聞いたのですが、どのような役割があるのですか?
AI というのは人工知能のことで、大量のデータからパターンを学習して高度な判断を行う技術を指します。サリバチェッカーでは、だ液中の多数の代謝物データをこの技術で多角的に解析し、がんの罹患リスクを高い精度で算出しているんです。
なるほど、最先端の技術が使われているのですね。他のヘルスケア企業でも、このような自宅完結型の検査サービスを増やしているのでしょうか?
はい。医療格差の解消や予防医療へのシフトという背景もあり、業界全体で 郵送検査 やオンライン診療を組み合わせたサービスへの移行が急速に進んでいます。
自宅で手軽にリスクを知ることができれば、病院に行くきっかけにもなりますね。とても勉強になりました!


