プレスリリース要約
三菱地所ホテルズ&リゾーツが運営するロイヤルパークホテルズ23施設にて、エステックが開発した高強度紙製エコカードが採用されました。プラスチック代替素材として紙の価値を再定義するこの取り組みは、ホテル業界のサステナビリティ推進において新たな基準を示す事例として注目されます。
株式会社エステックは、三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営する「ロイヤルパークホテルズ」全国23施設(計5,593室)において、同社製の高強度紙製エコカードが採用されたことを発表しました。このカードは客室でリネン交換の意思表示を行うためのもので、従来使用されていたプラスチック製カードからの置き換えとなります。昨今の石油由来原料の供給不安や価格高騰、環境意識の高まりを背景に、安定供給が可能で環境負荷の低い国産FSC®認証紙100%の製品が選ばれました。
今回導入されたエコカードは、エステック独自のプレス加工技術により、プラスチックと同等の強度と耐久性を実現しています。また、紙素材の特性を活かして小ロットから各施設に合わせたオリジナルデザインの制作が可能であり、ブランドイメージの向上にも寄与します。さらに、この製品の売上の一部は災害支援活動に寄付される仕組みとなっており、導入企業にとっても備品の購入が自動的に社会貢献につながるという、環境配慮と社会的責任を両立したビジネスモデルとなっています。


Journalポイント
実はこれ、ただの紙のカードではなく、プラスチックと同等の強度をエステック独自のプレス技術で実現している優れたエコ製品なんです。
え、そうなんですか? 紙なのにプラスチック並みに丈夫だなんて、すぐに破れたり水に濡れてボロボロになったりしないんですか?
実は今、石油由来原料の価格高騰や調達不安という課題があり、多くの企業が代替素材を探しています。エステックは独自のプレス加工技術によって、紙100%でありながら繰り返しの使用に耐える強度を持たせることに成功したんです。必要に応じて耐水紙での設計も可能なんですよ。
でも、それってもともとコストが高くなってしまって、企業の負担が増えるんじゃないですか? 特にESG経営の観点からはどう評価されているのでしょう。
ESGというのは環境・社会・ガバナンスの観点から企業を評価する指標のことです。エステックの製品は環境負荷が低いだけでなく、売上の一部が災害支援に寄付される仕組みになっており、企業の社会的責任も果たせます。コスト以上の価値が得られるため、多くの企業に選ばれているのです。
なるほど!環境と社会貢献を両立できるのは魅力的ですね。ちなみに、ホテルごとにデザインを自由に変えたり、他のアメニティも紙製に置き換えたりすることはできるんでしょうか?
はい、小ロットからのオリジナル製作が可能で、ロイヤルパークホテルズとも共同でデザイン開発を行っています。また、エステックでは紙製歯ブラシや紙製ハンガー、ドアマグネットなど、様々な客室アメニティの紙製化を進めており、すでに航空大手のJALなどでも採用実績があります。
他のホテルチェーンや、宿泊業界以外のビジネスでも、このようにプラスチックから紙へのシフトを検討する動きは広がっているのでしょうか?
実は業界全体が脱プラスチックへ急速にシフトしており、航空業界やアパレル業界などでも導入が進んでいます。エステックは今後、高い衛生基準と環境配慮が同時に求められる医療分野への進出も計画しており、紙の可能性はさらに広がっていくと見られています。
単なるコスト削減や環境対策だけでなく、素材の選択そのものが企業のブランド姿勢を社会に示す重要なメッセージになるのですね。勉強になりました!

株式会社エステック

- 代表
- 坂本 学
- 所在地
- 埼玉県和光市本町27-21
- URL
- stec-ps.com
