プレスリリース要約

長期使用住宅部材標準化推進協議会(長住協)は、2030年に向けた会員および対象品目の拡大を掲げるロードマップを公表しました。さらに、幹事会社を積水ハウスから大和ハウス工業へと移行。住宅の長寿命化と持続可能な社会の実現に向け、業界全体の部材標準化(CjK部材)の動きが加速しています。

長住協は、経済産業省の研究会提言を背景に、住宅部材・部品の標準化を推進する団体として2008年に発足しました。今回発表されたロードマップでは、2030年目標として会員企業の拡大や標準化対象となる品目のさらなる拡大が盛り込まれています。また、組織の運営体制強化の一環として、幹事会社が積水ハウスから大和ハウス工業へとバトンタッチされることが決定しました。これにより、国内の主要ハウスメーカーが主導する部材の共通化・標準化の取り組みは、新たなフェーズへと移行することになります。既存の住宅ストックの維持管理をいかに効率化するかが、今後の大きなテーマです。

本協議会が普及を図る『CjK部材』は、住宅の維持管理や将来的な部材交換を容易にするため、寸法や仕様の標準化が図られた部材です。会員企業は認定マークである『CjKマーク』を販促活動に使用できるほか、互換性の確保された部材の採用により、メンテナンス性の高い『トップランナー企業』としての評価を得られます。さらに、長住協は2026年8月に開催される『第62回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026』に住宅産業協議会と合同で出展することを発表。一般ユーザーや関連事業者に向けて、長く快適に住み続けるためのメンテナンス実演や標準化の意義をアピールする計画です。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、住宅業界における プラットフォーム戦略 の非常に大きな一歩なんです。競合他社同士が手を取り合って共通規格を作っているんですよ。

え、そうなんですか?ライバル企業同士が協力するなんて珍しいですね。その CjK ってどういうことですか?

読者
編集部

CjKというのは長期使用対応部材を指す言葉のことで、実は今、日本の住宅は メンテナンスの難しさ という大きな課題を抱えているんです。メーカーごとに部材のサイズが異なると、修理のたびに特注品が必要になってしまいます。

でも、それってもともと自社の顧客を囲い込むためには、あえて独自規格にした方が有利じゃないんですか?

読者
編集部

おっしゃる通り、以前はそうでした。しかし現在は サステナビリティ やESG経営が重視される時代です。一社だけの囲い込みよりも、業界全体で持続可能な仕組みを作る方が、結果的に市場を広げられるという判断にシフトしています。

なるほど!じゃあ、この規格に合意した部材を扱っている企業は、市場での信頼性が一気に高まるってことですか?

読者
編集部

その通りです。会員企業は CjKマーク をアピールできますし、国の提言に基づく活動に参画している『トップランナー』として評価されます。部材の互換性があるため、施工会社やリフォーム業者にとっても扱いやすいというメリットもあります。

大手のハウスメーカーだけでなく、中小の建材メーカーや設備機器メーカーなどもこの流れに乗っているんですか?

読者
編集部

はい、実は業界全体が ストック型社会 への移行、つまり『今ある家を長く大切に使う』方向へシフトしています。幹事会社が積水ハウスから大和ハウス工業へ引き継がれたのも、この動きを業界全体へさらに波及させるための強力なリーダーシップの表れです。

なるほど、競合を超えた標準化が、結果的に業界全体の未来を支えるインフラになるんですね。勉強になりました!

読者
長期使用住宅部材標準化推進協議会 ニュース要点の図解

長期使用住宅部材標準化推進協議会

代表
津下清志
所在地
東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ 積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 渉外部
URL
www.chojukyo.jp

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