プレスリリース要約
株式会社NITI Technologyは、PCやスマホ、タブレットなど複数のデバイス間でカウントダウンやポモドーロタイマーをリアルタイムに同期できるオープンソースソフトウェア「DeviceTick」をGitHub上で公開しました。ログイン不要でURLを共有するだけで、ズレのない「今この瞬間」のタイマー状態を複数端末で揃えられる点が特徴です。
株式会社NITI Technologyが公開した「DeviceTick」は、MITライセンスのオープンソースソフトウェア(OSS)です。従来のタイマーアプリは起動した端末内だけで動作するものが大半でしたが、DeviceTickは「いま動いているタイマー」の状況をサーバー側で一元管理する「サーバー権威型」を採用。これにより、各端末の時計のズレやスリープ復帰時のタイムラグに影響されることなく、すべての接続端末で正確に同期された残り時間を表示します。Go言語の単一バイナリで動作し、データベースも不要なため、docker composeを用いて1コマンドで極めて軽量にセルフホストできる設計となっています。
本ツールの最大の特徴は、ユーザーのオンボーディングコストが極めて低い点にあります。ルームを作成すると短いID付きのURLが発行され、それを他端末や他の参加者に共有するだけで、アカウント登録やアプリのインストールなしに即座に同期セッションへ参加可能です。また、APIの仕様がJSON Schemaで公開されているため、第三者が独自のCLIツールやデスクトップアプリ、さらには物理的なタイマーデバイスとの連携機能を開発することも可能です。これにより、個人のマルチデバイス利用から、リモートチームでのポモドーロ共有、オンライン授業やワークショップでの時間管理まで、幅広いシーンでの活用が期待されます。


Journalポイント
実はこれ、ただの便利ツールではなく、タイマーの同期基準を世界中に配るための 共通プラットフォーム を目指しているんです。
え、そうなんですか?単に複数端末で時間を合わせるだけの便利なタイマーアプリだと思っていました。何か別の狙いがあるのでしょうか?
実は今、リモートワークの普及で「全員で同じ25分の集中時間を共有したい」というニーズが高まっています。しかし、既存の OSS は端末ごとに時間がズレてしまう課題がありました。
OSSって何ですか?あと、もともとクラウド対応のタイマーなら他にもありそうですが、それとは何が違うんですか?
OSS というのはオープンソースソフトウェアのことで、ソースコードが無料公開されているプログラムのことです。既存のクラウド型はアカウント登録が必要だったり、動作が重くて気軽に使えないという弱点がありました。
なるほど!じゃあ、このシンプルなシステムを使えば、URLをチャットに貼るだけで、参加者全員の画面の残り時間が瞬時に同期するってことですか?
その通りです。さらに本質的なのは、API 仕様がすべて公開されている点です。これにより、自作のデスクトップアプリや、物理的なタイマー機器をこのシステムに繋ぐことも容易になります。
APIってよく聞きますが、どういう意味ですか?また、他の開発会社も同じように仕様を公開しているのでしょうか?
API というのは異なるソフトウェア同士が連携するための仕組みのことです。最近は自社の技術を囲い込まず、オープンにしてエコシステムを作る手法が主流となっており、同社もその流れを汲んでいます。
技術をオープンにすることで、色々なデバイスが繋がる未来を目指しているのですね。非常に勉強になりました!

株式会社 NITI Technology

- 代表
- 金子友哉
- 所在地
- 東京都文京区本郷6-25-14
- URL
- nititech.jp
