プレスリリース要約

ウエスタンデジタルが実施した最新の顧客調査により、AIインフラの構築において「信頼性」「経済性」「拡張性」への注目が急速に高まっていることが明らかになりました。計算資源の確保ばかりが注目されがちなAI分野ですが、蓄積し続ける膨大なデータをどう管理するかというストレージの課題が浮き彫りになっています。

ウエスタンデジタルは、ハイパースケールクラウドやエンタープライズ分野の主要顧客200名を対象に、AIインフラに関する調査を実施しました。その結果、回答者の66%が新技術の導入よりも「一貫した信頼性」と「予測可能な性能」を持つ実績あるインフラを優先していることが判明しました。AIのフェーズが実験段階から本番環境へ移行する中で、企業は短期的なコンピュート性能だけでなく、長期的な運用を見据えたデータ保持やコスト効率を重視する構造的な変化が起きていることが示されています。

調査では、回答者の87%が容量拡張と総所有コスト(TCO)の最適化を最優先事項として挙げており、特に大量のデータを長期保存する手段としてHDD(ハードディスクドライブ)の重要性が再認識されています。実際に、ストレージ構成を把握している回答者の70%が、総容量の半分以上をHDDが占める環境を運用していると回答しました。AI学習や推論によって生成されるデータは蓄積し続けるため、性能とコストのバランスを取る階層型ストレージの設計が不可欠となっています。

Journalポイント

編集部

実はこれ、AIの主役が「計算性能」から「いかにデータを蓄積し管理するか」というデータシステムへとシフトしている現れなんです。

え、そうなんですか?AIってとにかく最先端の超高速コンピューター(AI)をぶん回すイメージが強かったです。

読者
編集部

AIというのは人工知能のことで、コンピューターに学習させて賢くする技術ですね。実は、計算に使うプロセッサーは使い回せますが、学習データや出力されたログなどの データは消えずに増え続ける という課題があるんです。

でも、それってもともとデータの読み書きが超高速な SSD とかで全部保存すれば解決するんじゃないんですか?

読者
編集部

SSDというのは高速な半導体メモリを使ったストレージのことです。確かにSSDは速いのですが、容量あたりの単価がHDDに比べて高価です。たとえば エクサバイト規模 のデータをすべてSSDに保存すると、コストが莫大になり事業として成り立たなくなってしまいます。

なるほど!処理速度が求められる場所にはSSDを、大容量で圧倒的に低コストな HDD には長期保存用データを、という風に組み合わせるということですか?

読者
編集部

その通りです!データを処理する一瞬は超高速なSSDを使い、長期保存するデータは TCO、つまり総所有コストに優れたHDDに逃がすという「階層型ストレージ」が主流になっています。適材適所で組み合わせるのが最も賢い選択なんですね。

他の大手IT企業や、ビジネスの DX を推進している一般企業も同じようなストレージの見直しをしてるんですか?

読者
編集部

DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、IT技術でビジネスを変革することですね。はい、大手のクラウド事業者やエンタープライズ企業は、一様にこの インフラの経済性 に着目し、HDDを戦略的に再配備する動きを加速させています。

AI時代だからこそ、足元のデータの器をどう安く、頑丈に作るかが勝負の分かれ目なんですね。勉強になりました!

読者
ウエスタンデジタル合同会社 ニュース要点の図解

ウエスタンデジタル合同会社

代表
Irving Tan
所在地
東京都港区港南1-6-31 品川東急ビル3F
URL
www.westerndigital.com/ja-jp
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