プレスリリース要約
株式会社Wizleapは、保険代理店向けクラウド「MCエキスパートクラウド」において、法定提出書類「事業報告書」の作成を支援する新機能をリリースしました。共同ゲートウェイのデータから集計を自動生成することで、大規模代理店が抱える手作業による転記ミスやコンプライアンスリスクの低減を目指します。
株式会社Wizleapが提供する「MCエキスパートクラウド」の新機能は、保険業法に基づき監督当局へ提出する「事業報告書(様式第2号)」の作成を自動化するものです。この報告書の提出は、主に「規模が大きい特定保険募集人に該当する代理店」などの一定条件を満たす大規模保険代理店に義務付けられています。新機能では、共同ゲートウェイ経由で取り込まれた生命保険データを活用し、これまで手作業で行われていた複雑な集計作業をシステム上で自動化。出力されたデータを提出用フォーマットに転記するだけで、報告書作成が完了する仕組みを実現しました。
具体的に自動生成されるのは、提出様式に対応した3系統の集計データです。直近数年分の「保険会社別の手数料合計」、直近3ヵ年度分の「取扱保険契約等の内訳(新契約件数と手数料総額)」、そして保険種類別の「商品別の販売実績ランキング」を出力できます。これにより、従来は複数データの収集や分類、転記に膨大な時間を費やしていた現場の業務負担を大幅に軽減します。なお、本機能の利用には共同ゲートウェイとの連携が必須であり、出力内容は共同ゲートウェイに格納されているデータの範囲に依存するため、適切なデータ管理を支援する運用ガイドも提供されます。


Journalポイント
実はこれ、大規模な保険代理店にとっては、業務効率化だけでなくコンプライアンスの命綱とも言える非常に重要なアップデートなんです。
え、そうなんですか?事業報告書を作るのが少し楽になるという、単なる作業効率化だけの話ではないのでしょうか?
はい。事業報告書は監督当局に提出する法定書類なので、内容の間違いは許されません。しかし、これまでは複数会社の実績を現場が手作業で集計していたため、常にヒューマンエラーによるコンプライアンスリスクと隣り合わせだったという課題があったんです。
でも、それってもともとSaaSなどのシステムで自動的に集計されているものではなかったんですか?
SaaSというのは、インターネット経由でソフトウェアを利用する仕組みのことで、今回のシステムもその一つです。実は、保険会社ごとにデータの形式が異なるため一括での自動集計が難しかったのですが、今回は業界共通のデータソースを活用することで実現しました。
なるほど、データ形式の違いが壁だったのですね。今回の新機能を使うと、具体的にはどのようなデータが自動で集計されて出力されるのでしょうか?
たとえば、直近3ヵ年分の新契約件数や手数料総額、さらには保険種類ごとの販売ランキングといった、転記が特に面倒だったデータが自動生成されます。ユーザーは出力された内容をフォーマットに転記するだけでよくなります。
それは便利ですね!他の競合サービスでも、こうした事業報告書の作成支援機能はすでに提供されているものなのですか?
実は業界全体が業務品質の向上と法令遵守の徹底へシフトしており、こうした法令対応の自動化ニーズは急増しています。ただ、共同GWのデータと直接連携して、ここまで詳細な法定フォーマット向けの集計を自動で行える仕組みはまだ珍しいと言えます。
なるほど、法規制に対応しつつ現場の業務も効率化できるのは、代理店にとって非常に価値が高いですね。勉強になりました!


