プレスリリース要約
テクノシステム株式会社は、最大300kgの積載能力を持つ産業用大型ドローン「ヒコーロボ」の実機を「Japan Drone 2026」にて展示します。建築トラス技術を応用した超軽量・高強度な機体構造が特徴で、深刻化する建設や物流分野の人手不足を解決する新たなソリューションとして注目されます。
テクノシステムが湘南工科大学と共同開発した「ヒコーロボ」は、従来のドローンでは難しかったヘビーリフト領域をカバーする産業用大型ドローンです。最大積載量は300kgから400kgに達し、滑走路不要で空地から離発着が可能です。操縦は地上からのプロポ送信機で行い、オープンソースソフトウェアによる自動飛行にも対応しています。2026年6月3日より幕張メッセで開催される「Japan Drone 2026」にて実機が展示され、第1期プレオーダーとして100機の先行募集が開始されます。
機体には、同社が全国1,000件以上の大型建築で実績を持つ立体トラス「テクノトラス」の技術を応用した、カーボンパイプ製のスペースフレーム構造が採用されています。これにより、万一の墜落時でも損傷を最小限に抑える高い強度と軽量化を両立しました。機体はユニットごとに分離・折りたたみが可能で、軽トラックやワンボックスカーで山岳地帯や被災地などのオフロードへ運搬し、人力で持ち運ぶこともできます。価格は完成機が特別価格900万円(税別)から提供されます。

Journalポイント
実はこれ、ドローンの弱点だった 「大型化すると壊れやすい」 という問題を、建築の知恵で解決したものなんです。
え、そうなんですか?ドローンって大きくすればそれだけ頑丈になるのかと思っていました。
従来の構造だと、アームの先端に重いモーターがつくため、曲げる力が加わって振動に弱くなるんです。そこで、三角形を組み合わせた 「スペースフレーム」 を採用しました。
スペースフレームって何ですか?建築の専門用語でしょうか。
スペースフレームというのは、棒状の部材をピラミッドのような立体的な三角形に組み合わせて連結したジャングルジムのような構造のことです。これにより、曲げる力ではなく、引っ張る力と押しつぶす力だけで支えるため、驚くほど軽量で頑丈になります。
なるほど!だから300kgもの重い荷物を載せても機体が歪まずに耐えられるんですね。
その通りです。たとえば、ヘリコプターでの物資輸送をこのドローンに置き換えることで、 「輸送コストの削減」 や、作業員の安全確保が劇的に進むと期待されています。
リースやレンタルも想定しているとのことですが、他社でもこうした超大型ドローンの実用化は進んでいるのですか?
実は業界全体が、数キロを運ぶ宅配用から、数百キロを運ぶ 「産業用ヘビーリフト」 へとシフトし始めています。今回のプレオーダーは、その実用化の先駆けと言えますね。
建設現場や災害時の救助活動など、活躍の幅が広そうで今後がとても楽しみです!

テクノシステム株式会社
- 代表
- 守屋弓男
- 所在地
- 神奈川県鎌倉市坂ノ下28-5 メゾンプレール101
- URL
- hikohrobo.com
