プレスリリース要約
ゲーム配信プラットフォームを運営する株式会社ミラティブは、行動指針の筆頭に「with AI」を追加し、全社に「Claude」を導入したことを発表しました。AIを単なるツールではなく「共に働く仲間」と位置づけ、全社プロジェクトを通じて開始わずか1ヶ月で100件以上の業務改善を達成し、注目を集めています。
株式会社ミラティブは、全業務をAI協働前提に切り替えるため、行動指針に「with AI」を追加しました。実行基盤としてAIアシスタント「Claude」を全社導入し、全社プロジェクト「AI祭り」を実施。開始1ヶ月で100件以上の業務改善施策が発表されるなど、職種を問わず全社的な変化が生まれています。具体的な成果として、HR部門での求人票作成時間を84%削減したほか、分析部門ではSQL未経験者でも自然言語でデータ分析ができる社内システム「ashura」を開発。AIを単なる効率化ツールではなく、意思決定を支援する「協働パートナー」として位置づけています。
ミラティブは、スマホ1台で簡単にゲーム配信ができる画面共有型ゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」を運営しています。アクティブユーザーに占める配信者の比率が約30%と非常に高く、双方向性の強いコミュニティが特徴で、現在570万人以上の配信者を抱える日本最大級のプラットフォームに成長しています。同社は2023年からChatGPT Plusの利用料全額補助や「AI自由研究制度」を導入するなど早期からAI投資を行ってきましたが、今回の施策により、個人の活用から組織全体の業務フロー再設計へとフェーズを移行させました。


Journalポイント
実はこれ、ただの業務効率化ではなく、会社の評価制度や行動指針といった企業OSそのものを書き換える本格的な変革なんです。
評価制度ですか?AIツールを導入するだけで、社員の評価まで変わってしまうということなのでしょうか?
はい。ミラティブでは行動指針の筆頭に『with AI』を追加し、AIとの協働度合いを評価に反映させる予定です。AIを単なる便利ツールではなく、共に働く仲間として位置づけているんですよ。
なるほど。でも、非エンジニアの社員だと、AIを使いこなして成果を出すのは少し難しい気がします。
そこが面白いところで、全社プロジェクト『AI祭り』によって、非エンジニアが多数を占めるHR部門でも求人票の作成時間を84%削減するなどの具体的な成果をすでに出しています。
HRというのは採用や人事業務のことですね。でも、採用業務をAIに任せてしまって本当に大丈夫なんですか?
HRというのはHuman Resourcesのことで、採用や組織開発を行う部門です。ミラティブでは合否判断は必ず人間が行い、AIは求人票の下書きや面接の質問案作成といった『意思決定の支援』に特化させています。
役割分担が明確ですね。データ分析の場面でもAIを活用していると聞きましたが、SQLなどの専門知識が必要になりませんか?
SQLというのはデータベースを操作するための言語のことです。ミラティブでは『ashura』という仕組みを開発し、日本語で話しかけるだけでAIが自動でSQLのクエリを作成して分析できるようにしました。
専門知識がなくても自分でデータを扱えるのは凄いですね。これからの時代における組織づくりの参考になりました!

