プレスリリース要約
世界的なオレンジ果汁不足を背景に国産果汁の価値が高まる中、和歌山のヒダカヤが温州みかんジュース『カラダにみかん』の新作を出荷します。同社はMKグループと協業し、新大阪駅内の店舗で試飲販売イベントを開催。地方の農産物資源を都市部で効果的に展開する、異業種連携の販路拡大策として注目を集めています。
株式会社ヒダカヤは、グループ子会社のわかやま物産が製造する和歌山県産温州みかん100%ジュース『カラダにみかん』の2026年製造分の出荷を開始します。これに伴い、2026年6月1日より、エムケイ株式会社がJR新大阪駅の『アルデ新大阪』で運営する『新大阪Fresh MK Station』にて、初納品を記念した特別試飲販売イベントを実施します。今回のイベントでは、先着100名限定の試飲提供や、お土産用・自宅用の各種パッケージでの販売が行われます。関西の主要ターミナルである新大阪を舞台に、両社の強みを掛け合わせた都市部でのプロモーションを本格化させる狙いがあります。
本商品は、みかん生産量日本一を誇る和歌山県産の温州みかんのみを使用しています。従来、みかんは生果としての季節限定消費が中心でしたが、ジュース加工によって通年での安定供給を可能にしました。また、規格外果実を積極的に活用することで、廃棄ロスの削減や生産者の収益機会拡大といった地域課題の解決にも貢献しています。販売先となる『新大阪Fresh MK Station』は、手荷物預かり所やベビーカー貸出サービスを併設した多機能店舗であり、観光客やビジネスパーソンが移動の合間にスマートに購入できる、利便性の高い購買体験を提供します。


Journalポイント
実はこれ、単なるジュースの販売ではなく、世界的な オレンジ果汁不足 という市場の歪みを逆手に取った、非常にスマートな地方資源のブランド化戦略なんです。
え, そうなんですか?オレンジが足りないことが、なぜ和歌山のみかんジュースのチャンスになるんですか?
現在、病害や天候不順で輸入オレンジ果汁が激しく高騰し、供給不足に陥っています。そこで、安定して高品質な原料を確保できる 国産温州みかん に、かつてないほどスポットライトが当たっているんですよ。
なるほど!でも、みかんって冬のイメージですし、ジュースにするとコストが高くなってしまいませんか?
そこでポイントになるのが 規格外果実 の活用です。味は一級品なのに、形やサイズで市場に出せないみかんを適正価格で買い取って加工することで、コストを抑えつつ生産者の支援にも繋げているんです。
素晴らしい仕組みですね!でも、それをわざわざ新大阪駅の、しかもタクシー会社が運営する店舗で売るのにはどんな理由があるんでしょう?
新大阪の店舗は、手荷物預かり所などのサービスを併設した特別な空間です。観光客が身軽になって買い物できる環境を提供することで、お土産としての ついで買い を誘発する、新しい購入体験を作っているんです。
なるほど。これって、地方の生産者と都市の店舗を結ぶ、新しい B2B のアライアンスモデルとも言えますね?
B2Bというのは「企業間取引」のことで、今回はスーパーとタクシー会社という異業種間の連携ですね。実は今、地方の一次産業と都市部のインフラ企業が直接つながり、独自の流通網を築く動きが活発化しているんです。
世界的な課題を解決しつつ、地域の生産者も都市の消費者もハッピーにする。とても興味深い取り組みですね、勉強になりました!

株式会社ヒダカヤ

- 代表
- 川端慎治
- 所在地
- 和歌山県和歌山市黒田127-5
- URL
- hidakaya.co.jp
