プレスリリース要約

アクトレシピ株式会社は、同社のiPaaS「ActRecipe」がSansan株式会社に採用されたと発表しました。自社連携に限界を感じていたSansanが、高度な専門知識を要する財務会計分野のデータ連携を自動化。月1,000件超の処理に伴うコストを大幅削減した、実践的なバックオフィスDXとして注目されます。

アクトレシピ株式会社は、Sansan株式会社が経理業務の自動化・効率化および内部統制強化を目的として、iPaaS「ActRecipe」を採用したことを明らかにしました。Sansanでは、これまで自社でGASやSlack APIなどを活用したシステム連携を行っていましたが、財務会計システムなどの高度な専門知識を必要とするシステム間のAPI連携において、データの構造化やSaaS特有の仕様への対応に課題を抱えていました。他社ツールの導入でも安定稼働に至らなかった経緯があり、経理業務と技術仕様の双方に深い理解を持つActRecipeの採用を決定しました。

今回の導入により、Sansanでは3つの連携機能(レシピ)を構築しています。具体的には、会計システムへの「部門コード連携」、Googleスプレッドシートを用いた「取引先マスタ連携」、そして運用開始予定の「仕訳連携」です。特に仕訳連携では、月初に1,000枚以上におよぶ請求書処理(月2,000〜2,500件の仕訳)において、5〜6名で1日半かかっていた計上作業や1,000回以上の手動伝票入力を自動化します。これにより、マスタの二重登録防止や組織変更時のメンテナンス不要化など、業務品質の向上と大幅な作業時間削減を実現します。

Journalポイント

編集部

実はこれ、自社でシステム連携を開発できるほどの高い技術力を持つSansanが、あえて外部の iPaaS を採用したという点が非常に面白いポイントなんです。

え、そうなんですか?そもそもその iPaaS って何ですか?SansanほどのIT企業でも自社で連携ツールを作るのは難しかったのでしょうか?

読者
編集部

iPaaS(アイパース)というのは複数のシステムを繋いでデータ連携を自動化するクラウドサービスのことです。Sansanでも簡易的な連携は自社で行っていましたが、財務会計のような専門領域の連携は仕様が複雑で、自社開発では安定稼働させるのが難しかったのです。

なるほど。でも、世の中には他にもたくさんのデータ連携ツールがありますよね。他社のツールではダメだったんでしょうか?

読者
編集部

実は他社製品も試したそうですが、システムエラーで安定しなかったそうです。また、一般的なツールは指示通りに動かすだけですが、アクトレシピは経理業務を深く理解した提案ができました。たとえば、月に 1,000枚以上 の請求書処理を自動化する仕組みなどを構築しています。

なるほど!専門知識があるからこそ、かゆいところに手が届く提案ができたんですね。具体的にはどんな業務が自動化されたんですか?

読者
編集部

主に3つあります。組織変更に伴う部門コードの自動同期、取引先マスタの二重登録の解消、そして仕訳データの自動連携です。これらにより、これまで手作業で行っていた大量のデータ更新や転記作業がなくなり、データ入力のミスも 完全にゼロ にすることが可能になりました。

それは業務効率が劇的に変わりそうですね!他の企業でも、同じように DX を進める中でバックオフィスのシステム連携に悩んでいるのでしょうか?

読者
編集部

DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、IT技術で業務やビジネスを変革することです。実は今、多くの企業が複数の SaaS を導入した結果、データが分断される課題に直面しており、システム同士を柔軟につなぐ全体最適へのシフトが業界全体で進んでいます。

なるほど、ただツールを導入するだけでなく、それらをどう繋ぐかが今のバックオフィス改革の鍵なんですね。とても勉強になりました!

読者
アクトレシピ株式会社 ニュース要点の図解

アクトレシピ株式会社

代表
池上大介
所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F
URL
corp.actrecipe.com

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