プレスリリース要約
AI予約サービス「AutoReserve」などを展開する株式会社ハローは、2027年末までにエンジニアの平均年収を1,500万円に引き上げる目標を発表しました。AIを「標準装備」とした少数精鋭の組織づくりを進め、生産性向上をダイレクトに報酬へ還元するこの取り組みは、今後の人材獲得競争において大きな注目を集めています。
株式会社ハローは、2026年6月より新たな報酬制度とAI活用支援制度を導入します。現在でも同社のエンジニア平均年収は1,150万円と高水準ですが、これを2027年末までに1,500万円へと引き上げる計画です。新卒・中途を問わず、年次や経歴ではなくスキルとパフォーマンスに基づいて評価する仕組みを徹底します。さらに、AIツール利用料の全額会社負担や、AI活用度を評価へ組み込むなど、組織全体でのAI活用を強力に推進。これにより、創出された付加価値をダイレクトに個人へと還元する好循環の確立を目指します。
同社はAIによるレストラン予約サービス「AutoReserve」や、飲食店向けクラウド「Respo」を展開しています。今回の制度刷新の背景には、採用基準を緩めずに「少数精鋭」を維持するという明確な経営方針があります。妥協のない厳選採用により、一人当たりの裁量と影響範囲を広く保ち、ハイレベルなメンバー同士が刺激し合える環境を維持。AI活用によって生まれた余剰時間を、新規事業や基盤改善などの高難度課題に投下することで、エンジニア一人当たりの付加価値を最大化し、業界最高水準の報酬設計を実現する構造を構築しています。
Journalポイント
実はこれ、単なる賃上げの話題ではなく、AIを徹底的に使いこなす組織設計がもたらす、新しい時代の勝ちパターンなんです。
え、そうなんですか?平均年収1,500万円なんて、一部の巨大外資系テック企業だけの話だと思っていました。なぜそんなことが可能になるのですか?
背景には、エンジニアの生産性がAIによって劇的に向上している事実があります。ハローでは、AIによる業務効率化で生まれた時間を、より高難度な事業課題に集中させる仕組みを作っているのです。
なるほど。でも、それって開発ツールやSaaSを導入すれば、どの会社でも同じように実現できることじゃないんですか?
SaaSというのは必要なソフトウェア機能をネット経由で利用する仕組みのことで、単にツールを入れるだけでは不十分です。ハローではAIトークンの利用量をチームで追跡し、評価制度にまで組み込んでいます。
そこまで徹底しているのですね!評価に組み込むということは、AIを使いこなして生産性を上げた人ほど、より高く評価されて給与が上がるという仕組みなのでしょうか?
その通りです。年次に関係なく、技術的影響範囲やAIを活用した生産性で評価します。実際、新制度の導入から半年で平均9.2%も昇給した実績があり、シニア層には年収2,000万円超の提示も可能です。
すごいですね。最近は他の企業でも、LLMなどを開発プロセスに本格的に組み込む動きが広がっているのでしょうか?
LLMというのは大量のデータから高度な言語処理を行う人工知能モデルのことで、今や開発現場の標準になりつつあります。多くの企業が開発の自動化を模索しており、ハローはその先頭を走っています。
AIを使いこなす人材を厳選して高い報酬を支払う。これからの組織づくりのあり方として、非常に勉強になりました!


