プレスリリース要約
株式会社ネクソンは、世界累計2.5億人以上が登録するMMORPG『メイプルストーリー』にて、新イベント「推し発見プロジェクト」を開始しました。近年、消費行動の主軸となっている「推し活」をゲームシステムに深く組み込むことで、コミュニティの活性化とユーザーエンゲージメントのさらなる強化を図ります。
オンラインゲーム大手ネクソンは、2026年5月27日よりPC向けMMORPG『メイプルストーリー』において、新イベント「推し発見プロジェクト」および「最推し総選挙」を開始しました。本イベントは、ゲーム内のキャラクターに対するユーザーの「推し活」をテーマにしており、ファンアートの収集や、自分好みにデザインした「痛バッグ」をゲーム内のマイホームに飾る機能などが提供されます。ユーザーの愛着をゲーム内で具現化するユニークな試みです。
さらに、24種類のファンアートから上位3位を決定する「最推し総選挙」も同時開催されます。ユーザーはゲームプレイや特設サイトへのログインを通じて投票権を獲得し、お気に入りのキャラクターに投票します。この総選挙で上位にランクインしたファンアートは、後日実際のゲーム内アイテムとして制作・実装される仕組みです。単に運営側からコンテンツを提供するだけでなく、ユーザーの意思をゲーム開発に直接反映させる、双方向のエンゲージメント設計が特徴となっています。


Journalポイント
実はこれ、ユーザーの『好き』という感情をゲーム内のゲームプレイやコミュニティ活性化の強力な原動力に変換する、高度なファンマーケティングなんです。
ファンマーケティングですか?ただのゲーム内イベントに見えますが、具体的にどういう仕組みなんですか?
実は今、長寿ゲームにおいては新規獲得と同じくらい、既存ユーザーの離脱防止と熱量の維持が大きな課題なんです。そこで、ユーザーが自発的に参加したくなる『推し活』の要素をシステムに取り入れました。
でも、それって『メイプルストーリー』のようにもともとキャラクター人気が高い、強力なIPだからこそ成り立つ手法じゃないんですか?
IPというのは知的財産のことで、ここではゲームやキャラクターのブランド力を指します。確かに強力なIPは有利ですが、仕組み自体は応用可能です。たとえば、ユーザーが投票権を得るために毎日ログインを行うなど、行動を促す設計がなされています。
なるほど!推しを応援したいというモチベーションが、自然とゲームの稼働率アップに繋がっているわけですね?
その通りです。さらに、上位のキャラクターが実際にアイテム化されるため、ユーザーは『自分たちの選択がゲームの世界を変えた』という強いコミットメントを感じられ、ロイヤルティ向上に直結します。
他のエンタメ業界や一般の事業会社でも、こういった顧客を巻き込む共創型の取り組みは行われているんでしょうか?
はい、アパレルや食品業界でも、SNSでのファン投票を元に新商品を開発する事例が増えています。顧客を単なる消費者ではなく共同開発者として位置づける手法は、現代のマーケティングの主流になりつつあります。
顧客を巻き込むことで、ブランドへの愛着がさらに深まるのですね。自社のビジネスでも応用できそうで、とても勉強になりました!

株式会社ネクソン
- 代表
- イ・ジョンホン(李 政憲)
- 所在地
- 東京都港区六本木1丁目4番5号
- URL
- www.nexon.co.jp
