プレスリリース要約
アークエル株式会社は、自社開発のEVスマート充電・運行管理システム「AAKEL eFleet」をトナミ運輸株式会社の相模支店へ提供開始しました。物流業界で脱炭素化が急務となる中、車両データを用いたスマート充電によるコスト最適化と運用効率化の両立を目指す取り組みとして注目を集めています。
アークエルが提供を開始した「AAKEL eFleet」は、EVの充電を最適化し、一括で自動管理するシステムです。今回のトナミ運輸相模支店での導入では、配備された軽EVを対象に、車両の動態データと充電状況を一元管理します。蓄積された運行・充電データを活用することで、将来的なEVの増車時にも、電力市場価格や施設の電力制約を考慮した自動充電制御へスムーズに移行できる体制を整えます。これにより、EVフリート(企業が所有する車両群)の運用効率化と、拠点全体のエネルギーマネジメントの高度化を段階的に進めていく計画です。
トナミ運輸は2030年までにCO2排出量を35%削減(2013年度比)する目標を掲げ、EVトラックや社用車の電動化を進めています。しかし、EV導入拡大に伴い、電力料金の高騰や施設全体の電力容量制限、複数車両の充電管理の煩雑さといった課題に直面していました。特に配送拠点では、業務を妨げずに「どの車両を、いつ、どの充電器で、どれだけ充電するか」を制御する仕組みが必要です。本システムは、これらの課題を数理最適化技術を用いて解決し、限られた受電容量のなかでの効率的なフリート運営を支援します。


Journalポイント
実はこれ、単に「充電を自動化する」だけでなく、電気代が安い時間帯を狙って電力市場の価格に合わせて充電時間を賢くコントロールしているんです。
え、そうなんですか?電気を充電する時間帯によって、会社の電気代がそんなに大きく変わるものなんですか?
そうなんです。電気代は時間帯や市場価格によって変動するため、自動で安い時間を狙って充電を制御することで、全体の電力量を抑えつつ大幅なコスト削減に繋がります。
でも、それってもともと人間の手で「夜間の安い時間に充電する」とルールを決めておけば、システムなしでも対応できるんじゃないんですか?
車両が1〜2台なら可能ですが、何十台もの車両を抱えるフリート管理となると話は別です。配送ルートや翌日の運行スケジュールに合わせて、個別に充電量を調整する必要があります。
フリート管理というのは、企業が持つ多くの車両をまとめて管理・運用することですね。なるほど、台数が増えると手動での調整は限界があるからシステムが必要なんですね。
フリート管理とは、企業が保有する複数の車両の運行状況や維持費を最適に一元管理することです。システムが翌日の稼働予定から逆算し、最も電気代が安く、かつ出発までに間に合う充電スケジュールを自動で組んでくれます。
それは便利ですね!でも、もし急な配送が入るなどして予定が変わり、今すぐ充電が必要になった場合はどうするんですか?
その点も現場ファーストで設計されており、システム上でワンクリックするだけで、自動制御から手動での急速充電へ瞬時に切り替えられるようになっています。現場の運用の邪魔をしないのが特徴です。
なるほど、現場の臨機応変な動きやトラブルにもしっかり対応できる柔軟性があるんですね。とても勉強になりました!

アークエル株式会社

- 代表
- 宮脇 良二
- 所在地
- 福岡県福岡市中央区大名2-11-13 大名偕成ビル7F
- URL
- aakel.co.jp
