プレスリリース要約
TOPPANグループのBookLiveは、創作プラットフォーム「クロスフォリオ」と電子書籍配信サービス「クロスフォリオ出版」のシステム統合を発表しました。これにより、クリエイターはポートフォリオ作成から出版、売上管理までをシームレスに行えるようになり、個人の創作活動を強力に支援するエコシステムが強化されます。
株式会社BookLiveは、2026年5月25日に創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」と、個人作家向けの電子書籍配信サービス「クロスフォリオ出版」のシステム統合を実施しました。これまで独立していた2つのシステムを一元化することで、クリエイターは作品の投稿画面から直接電子書籍の入稿が可能になり、制作から流通までの手間が大幅に削減されます。さらに、今回の統合に伴い、クリエイターからの要望が多かった「電子書籍の売上速報機能」や「売上明細の管理・閲覧機能」も新たに搭載され、作家活動の利便性が飛躍的に向上しました。
「クロスフォリオ出版」は、個人作家が電子書籍を各書店へ配信・登録するための包括的なサポートを提供するサービスです。総合電子書籍ストア「ブックライブ」でのプロモーション展開や、業界最高水準の印税率を強みに、これまでに9,000作品以上を配信し、累計25億円以上を個人作家に還元してきた実績を持ちます。今回の統合により、ポートフォリオによるファン獲得から、電子書籍の出版、そしてリアルタイムな売上管理までが1つのプラットフォーム上で完結するようになり、個人のクリエイターエコノミーをさらに活性化させる基盤が整いました。
Journalポイント
実はこれ、単なるシステム統合ではなく、個人の クリエイターエコノミー をプラットフォーム側が丸抱えで支援する強力なエコシステム構築の動きなんです。
え、そうなんですか? 個人で電子書籍を出版して売るのって、そこまで複雑なプロセスがあるものなんですか?
はい。個人で電子書籍を出すには、各電子書店への登録やデータ形式の変換、さらには売上データの集計など、クリエイティブ以外の事務作業が非常に多いんです。そこが作家の負担になっていました。
でも、それって以前から「クロスフォリオ出版」というサービス自体が解決してくれていたんじゃないんですか?
確かにそうですが、これまではファンに見せるポートフォリオサイトと出版システムが別々だったんです。今回の統合で、作品の投稿画面からワンタップで出版申請ができるようになりました。ちなみに同サービスはこれまでに 25億円以上 を作家に還元している実績があります。
なるほど! 発表の場と販売の場がシームレスに繋がったわけですね。でも、作家さんにとって売上の管理ってそんなに重要なんですか?
非常に重要です。特に今回追加された 売上速報機能 や詳細な明細管理により、自分の作品が今どれくらい売れているかがリアルタイムに把握できます。これにより、次の作品の企画やSNSでのプロモーション施策を迅速に打てるようになるというビジネス上の大きなメリットがあるんですよ。
他の会社も、こうしたクリエイター向けの SaaS 的なツールを提供して囲い込みを行っているんですか?
SaaS というのはインターネット経由でソフトウェア機能を利用する仕組みのことで、クリエイター支援でも導入が進んでいます。実は業界全体が優秀なクリエイターの獲得、つまり IP の創出競争へシフトしており、使いやすいシステム提供が勝負の分かれ目なんです。
クリエイターに選ばれるプラットフォームになるための、本質的な機能強化だったのですね。とても勉強になりました!


