プレスリリース要約
楽天グループは、楽天モバイル契約者向けアプリ「Rakuten Link」の大幅なアップデートを発表しました。通話品質の改善に加え、契約管理を行う「my 楽天モバイル」の全機能を統合します。単なる通話アプリから、楽天エコシステムへの送客を最大化する「スーパーアプリ」へと進化を遂げる同社の戦略に注目が集まっています。
楽天モバイルが提供する「Rakuten Link」は、国内通話やメッセージ送受信が無料で利用できるコミュニケーションアプリです。2026年7月以降、契約情報の管理やポイ活ができる「my 楽天モバイル」の全機能が順次実装されます。これにより、ユーザーは一つのアプリで通話から契約管理、決済までを完結できるようになります。さらに、2026年4月からは音声通話の品質改善も進めており、アプリ同士の通話品質指標が26%、他社携帯や固定電話宛てが16%向上。ノイズキャンセリングの強化や接続時間の短縮も実現しています。
「Rakuten Link」は、楽天エコシステムとの連携機能も大幅に強化されています。楽天市場や楽天トラベルなどの商品を提案する「Rakuten AI」や、楽天ペイ・楽天キャッシュの送金・決済ができるウォレット機能を搭載。これにより、楽天グループの各サービスへの強力な送客ハブとして機能しています。実際に、2025年12月にはグループサービスへの月間送客回数が約5000万回を突破しました。PCからも携帯番号で通話・メッセージが利用できる日本唯一の仕様や、法人向け「Rakuten Link Office」の提供など、多様なユースケースに対応しています。


Journalポイント
実はこれ、単なる「無料通話アプリ」の枠を超えた、楽天のエコシステム囲い込み戦略の要となるアップデートなんです。
え、そうなんですか?無料通話ができる便利なアプリというイメージしかありませんでした。
実は今、モバイル事業単体での収益化だけでなく、グループサービスを相互利用してもらうクロスユースの促進が大きな課題になっているんです。
でも、それってもともと楽天市場や楽天カードが担っていた役割じゃないんですか?
確かにそうですが、スマホで毎日起動する「通話」は強力な接点です。実際にグループサービスへの送客回数は月間約5000万回を突破しています。
なるほど!日常的に開くアプリだからこそ、そこから EC や決済への導線を作れば、自然と使っちゃいますね。
ECというのは電子商取引、つまりネット通販のことで、今回はさらに「my 楽天モバイル」という契約管理機能まで統合されるので、ユーザーがアプリを開く理由がさらに増えることになります。
他の通信キャリアも、同じようにアプリを統合してスーパーアプリ化を進めているんですか?
実は業界全体が、単なる通信回線の提供から、決済や金融を巻き込んだライフプラットフォームの構築へとシフトしています。自前で強力なサービス群を持つ楽天の強みがここで活きています。
通信と経済圏のシナジーが、アプリ一つでここまで加速するとは驚きです。勉強になりました!

