プレスリリース要約
ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、産業用スマートグラス開発のフィールドクロスを完全子会社化しました。2026年3月に始動した現場DXソリューション『orishia』と、フィールドクロスの技術を融合。現場でのリアルなデータ収集と技能伝承を加速させる戦略的な一手として注目されます。
ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)は、2026年5月28日付で、産業向けスマートグラスおよび遠隔支援ソフトウェアの開発・提供を行うフィールドクロス株式会社の全株式を取得し、完全子会社化しました。B-EN-Gは製造業を中心としたITシステム構築や自社パッケージ『mcframe』の提供で豊富な実績を持つ企業です。今回の買収により、B-EN-Gが推進する「現場DX」事業の基盤を強化し、スマートグラスを活用した実践的な現場データの収集・活用を可能にすることで、製造現場をはじめとする様々な産業のデジタル変革をさらに加速させる狙いがあります。
B-EN-Gは、2026年3月より現場の映像データを収集・活用して技能伝承や安全教育に役立てるDXソリューション『orishia(オリシア)』を展開しています。一方、フィールドクロスは産業用スマートグラス『InfoLinker3』や遠隔支援ソフトウェア『LinkerWorks』を自社で一貫開発できる強みを持っています。今回の統合により、orishiaのソフト基盤にフィールドクロスの現場起点でのデータ収集・支援ノウハウが加わります。これにより、作業者の『習得・学習、実践、記録、解析』という業務サイクル全体をカバーする高度なソリューションの提供が可能になります。
Journalポイント
実はこれ、単なる企業の買収話ではなく、日本の ものづくり現場の未来 を大きく変える可能性を秘めた動きなんです。
え、そうなんですか?スマートグラスを導入するだけで、そんなに現場が変わるものなんですか?
実は今、製造業の現場では熟練者の 技術伝承 が追いつかないという深刻な課題があります。これまでは紙のマニュアルや口頭でしか伝えられなかった『職人のコツ』を、デジタル化する必要があるのです。
でも、それってもともと動画を撮影してマニュアル化すれば済む話ではないんですか?
良い着眼点ですね!ただ、固定カメラの動画では『作業者がどこを見ているか』までは分かりません。スマートグラスなら、作業者自身の 主観映像 をそのまま記録できるため、視線の動きや手元の細かなニュアンスまでデータ化できるんです。
なるほど!じゃあ今回の M&A で、B-EN-Gはその技術を自社のシステムに組み込めるようになったわけですね?
M&Aというのは「企業の合併や買収」のことで、今回は全株式を取得して完全子会社化しました。B-EN-Gが持つ業務システムやデータ分析のノウハウと、フィールドクロスのスマートグラス開発力を掛け合わせることで、データの収集から活用までを 一気通貫 で提供できるようになります。
他のIT企業も似たような現場向けのサービスを提供しているのでしょうか?
実は業界全体が、単なる管理システムの提供から、現場のリアルな動きを捉える IoT 領域へとシフトしています。その中でも、自社でハードウェアとソフトウェアの両方を最適化できる強みを持つ企業は少なく、今回の統合は大きなアドバンテージになります。
なるほど、現場のデータをいかに生きた資産にするかが勝負なんですね。勉強になりました!

ビジネスエンジニアリング株式会社

- 代表
- 羽田 雅一
- 所在地
- 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル
- URL
- www.b-en-g.co.jp
