プレスリリース要約
ウインテスト株式会社は、国内最大級の自治体向け展示会でIoTヘルスケア便座『Body Beat』を出展しました。NOK株式会社の高性能導電ゴム技術を採用し、トイレに座るだけで心拍数などの生体データを自動測定できるこの製品は、高齢化や介護の人手不足、さらには災害時の避難所での体調管理を解決する新たなソリューションとして注目を集めています。
半導体検査装置などを手がけるウインテスト株式会社は、2026年5月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催された「自治体・公共Week 2026」において、IoTヘルスケア便座「Body Beat」の出展と公開デモンストレーションを行いました。今回の出展は、同製品のセンサー部分に採用されているシート状ゴム電極「Sottoファブリック・プラス」を開発したNOK株式会社の協力のもと、同社ブース内にて実施されました。3日間のイベント全体での来場者数は20,281名にのぼり、自治体関係者を中心に多くの来場者が同製品のデモに足を止め、高い関心を示しました。
「Body Beat」は、日常生活の導線であるトイレに着目し、便座に座るだけで心拍数などの生体データを自動測定できるヘルスケアモニターです。NOKが開発した柔軟性の高い導電ゴムシートと複数のセンサーを組み合わせることで、身体が発する微弱な振動や電気信号を検知します。最大6名まで登録可能で、生体データによる本人認証を行うため、カメラなどの機器をプライベート空間に持ち込まずにプライバシーを守れる設計です。また、万が一の異常検知時には、あらかじめ登録された連絡先へ自動で通知が届く見守り機能も備えています。


Journalポイント
実はこれ、毎日必ず使うトイレに座るだけで、利用者に全く負担をかけずに心拍数などの生体データを測定できる最先端のシステムなんです。
え, そうなんですか?ウェアラブル端末を腕に巻いたり、充電したりする必要は一切ないということですか?
実は今、高齢者の見守りや介護の現場において、機器の充電忘れや装着の煩わしさ、操作の難しさなどから、健康測定を毎日継続して行ってもらうことが非常に難しいという深刻な課題があるんです。
でも、それならトイレの中にカメラを設置して、動きがあるかどうかを監視すれば解決するのではないですか?
トイレという極めてプライベートな空間にカメラを置くのは、心理的な抵抗が大きいですよね。そこでこの製品は、高性能な導電性ゴムシートを便座に組み込むことで、カメラを使わずに座るだけで心拍などの生体データを測定できるようにしました。
なるほど!じゃあ、利用者のプライバシーを完全に守りながら、誰が座ったかも自動で判別して、日々の健康状態を記録できるということですか?
その通りです。最大6名まで登録でき、生体データで自動的に本人を識別します。万が一、異常を検知した場合は事前に登録した連絡先へ自動で通知が届く仕組みになっています。
自治体の避難所などで使う場合、これってIoT技術を活用していると思うのですが、どのようなメリットがあるのですか?
IoTというのは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略で、家電などのモノがインターネットにつながる仕組みのことです。この技術により、避難所などの離れた場所からでも、被災者の体調変化や災害関連死の兆候をリアルタイムに検知し、早期の対応が可能になります。
なるほど、避難所での健康管理や二次被害の防止につながる、非常に社会的意義の大きい技術なんですね。とても勉強になりました!


