プレスリリース要約

ミライドア株式会社は、埼玉県や日本政策金融公庫らと設立したファンドを通じ、埼玉大学発のバイオスタートアップである株式会社Epsilon Molecular Engineeringへの投資を実行しました。動物を使用しない独自の高速抗体取得技術を持つ同社の支援により、次世代バイオ医薬品開発の加速が期待されます。

ミライドア株式会社は2026年5月29日、埼玉県や株式会社日本政策金融公庫、県内地域金融機関らと共同で設立した「埼玉県渋沢MIXイノベーション創出支援ファンド」より、株式会社Epsilon Molecular Engineering(以下、EME)への投資を実行したと発表しました。本案件は、株式会社埼玉りそな銀行および日本政策金融公庫との協調投融資の形をとっています。同ファンドは、地域産業の持続的な発展や新たなイノベーションの創出を目的としており、今回の投資もその一環として行われました。

投資先であるEMEは、優れたバイオテクノロジー技術を誇る埼玉大学発のスタートアップ企業です。従来の抗体取得は動物を用いる手法が主流でしたが、同社はアニマルフリーの「人工ライブラリ」と、独自のスクリーニング法である「cDNAディスプレイ技術」を強みとしています。これにより、迅速かつ正確に多様な抗体を獲得することに成功しました。特に次世代抗体として世界的に注目されているラクダ科由来の「VHH抗体」領域に強みを持ち、今後は医薬品や体外診断薬、研究用試薬などの幅広い分野での社会実装を目指しています。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、創薬プロセスの効率を劇的に向上させ、従来の動物実験を不要にする最先端のアニマルフリー技術を支援する投資案件なんです。

え、そうなんですか?動物を使わずに薬のもとになる抗体を作るなんて、具体的にはどうやっているんですか?

読者
編集部

実は今、創薬現場では動物を使わない「アニマルフリー」への移行が急務となっています。そこで同社は、独自の cDNAディスプレイ技術 を使って試験管内で抗体を生成しているんです。

cDNAディスプレイ技術って何ですか?もともと動物の体内でしか抗体は作れないイメージがありました。

読者
編集部

cDNAディスプレイというのは、遺伝子情報とタンパク質を結びつけ、膨大な候補から目的のバイオ分子を高速で回収する技術のことです。これにより、従来は数ヶ月かかっていた抗体の探索を、わずか数日に短縮できるんですよ。

数日に短縮できるのは驚きです!その技術は、最近次世代医薬品として注目されている VHH抗体 にも応用できるのでしょうか?

読者
編集部

VHH抗体というのは、ラクダ科の動物が持つ特殊な小型抗体のことで、従来の抗体より安定性が高く、病気の原因に届きやすい次世代のバイオ分子です。同社はこのVHH抗体をアニマルフリーで取得する技術で、非常に高い優位性を持っています。

なるほど、だから投資が集まっているんですね。今回は地域金融機関や VC も関わっているそうですが、他社も似た動きをしているんですか?

読者
編集部

VCというのは、高い成長が見込まれる未上場企業に投資するベンチャーキャピタルのことです。現在、世界中でバイオ技術への投資が活発化していますが、同社のように技術の確立から社会実装の段階へ進んでいる企業は、地域産業の活性化の観点からも非常に重視されています。

地域の強力な支援も得て、日本の大学発バイオ技術が世界を変えるかもしれないと思うと、非常にワクワクしますね!

読者
ミライドア株式会社 ニュース要点の図解

ミライドア株式会社

代表
澤田 大輔
所在地
東京都港区六本木一丁目9−9 六本木ファーストビル14階
URL
www.fvc.co.jp
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