プレスリリース要約
AIトランスフォーメーションを推進する株式会社FLUXは、シリーズCのファーストクローズで総額60億円の資金調達を実施しました。累計調達額は約160億円に達しており、単なる技術導入に留まらず、企業のAI内製化までを一気通貫で支援する『AIイネーブルメント』の需要が急速に高まっていることを示しています。
株式会社FLUXは、JICベンチャー・グロース・インベストメンツをリード投資家とし、NTTデータ、Salesforce Ventures、DNX Ventures、SOMPO Growth Partnersを引受先とする第三者割当増資およびセカンダリー取引により、総額60億円の資金調達を実施しました。これにより同社の累計資金調達額は約160億円となります。なお、今回の調達はシリーズCラウンドのファーストクローズであり、2026年内にはセカンドクローズの完了を見込んでいます。調達した資金は、専門人材の採用やAIプロダクト開発、LLMなどの研究開発に充てられます。
FLUXは、企業のAI活用における戦略策定から開発、組織設計、内製化までを統合的に支援する『AIイネーブルメントパートナー』を提唱しています。同社は、ビジネスとAI技術の双方を理解するFDE(Forward Deployed Engineer)を中心としたチームによる伴走支援や、専門の人材紹介チームによる採用支援などを提供しています。この一気通貫のモデルは、金融、IT、製造、小売など幅広いエンタープライズ企業に導入されており、2026年4月時点の月次売上高は前年同月比で約3.1倍、従業員数は約2.3倍と、極めて高い成長ペースを維持しています。


Journalポイント
実はこれ、単なるシステム開発の受託ではなく、クライアント企業が自立してAIを使いこなせるようにする 『内製化の伴走』 がビジネスの核心なんです。
え、そうなんですか?システム開発の会社って、普通はシステムを作って納品したらそれで終わりだと思っていました。
そうですよね。しかし、AIは導入後のデータ整備や運用の改善が不可欠です。そこでFLUXは 『FDE』 と呼ばれる、技術とビジネスの両方がわかるエンジニアを顧客に送り込んで伴走しているんです。
FDEですか。でも、それってもともと一般的なITコンサルティング会社がやっていることとは何が違うんですか?
FDEというのはフォワード・デプロイド・エンジニアのことで、顧客の現場に深く入り込んで開発と実務を繋ぐ役割のことです。FLUXは単なる助言に留まらず、自社で培った AIの知見 を直接提供し、顧客の採用支援まで一気通貫で行う点が一般的なコンサルとは異なります。
なるほど!じゃあ、AIの導入から組織づくり、採用まで全部丸ごとサポートしてくれるってことですか?
その通りです。だからこそ、金融や製造といった大企業に評価され、月次売上高が 前年同月比3.1倍 という驚異的な成長を遂げています。今回の調達資金で、さらにこの支援体制を強化するそうです。
大企業も自社だけでAIやLLMを実用化するのはハードルが高いから、こういう専門パートナーが必要なんですね。
LLMというのは大規模言語モデルのことで、生成AIなどの基盤となる技術のことです。実は今、業界全体が単なるツール導入から 『組織全体のAI変革』 へとシフトしており、開発から採用まで一括で支援できる同社の存在感が高まっています。
単なる技術提供ではなく、組織の変革まで踏み込むからこれだけの資金が集まるんですね。勉強になりました!


