プレスリリース要約
NPO法人SISアカデミーは、島根県雲南市吉田町にサテライト拠点「SISデジタルクリエイティブLab吉田」を正式オープンしました。地元企業である株式会社田部とアライアンスを組み、デジタル技術を活用して地域の課題解決や学校教育との連携、企業DX支援を推進する「デジタル交流サロン」として注目を集めています。
NPO法人SISアカデミーが2026年4月に開設した「SISデジタルクリエイティブLab吉田(SIS-DCL吉田)」は、単なるITスキル習得にとどまらない体験・実践型の学習拠点です。島根県松江市にある認定デジタル拠点に続くサテライトとして、少子高齢化や人口減少が進む山間地域に特化した活動を展開しています。常時開放型ではないものの、地域住民や学校、企業が繋がり、地域の特性に応じたデジタル活用を模索する場として機能し始めています。
同拠点では、地域一体となった取り組みが早くも始まっています。例えば、地元の中学校の「探求学習」をサポートし、地域の伝統文化や特産品を世界に発信する動画制作の技術支援を行っています。また、地元の伝統的な鉄づくり「田部家のたたら吹き」の様子を世界初のYouTube Liveで配信したほか、地域行事の企画会議をライブ配信することで、準備の舞台裏を共有し関係人口の拡大や地域の一体感醸成に貢献しています。


Journalポイント
実はこれ、単なるIT推進ではなく、地域コミュニティの「 関係人口 」を増やすための戦略的な拠点設計になっているんですよ。
え、関係人口ですか?単に地元の人がパソコンを習う場所だと思っていましたが、どういうことですか?
実は今、地方では人口減少により伝統行事や地域活動の維持が難しくなっています。そこで、デジタル技術を使って活動の舞台裏や魅力を外に発信し、遠くにいるファンや支援者を巻き込もうとしているんです。
でも、それってもともと都会のIT企業がやるような専門的な DX じゃないんですか?山間部で本当にできるのでしょうか。
DX というのは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、デジタル技術を使ってビジネスや社会の仕組みをより良く変革することです。SIS-DCL吉田では、たとえば「地元の夏祭りの企画会議」をYouTubeでライブ配信するという、身近なところから始めています。
なるほど!会議を配信するだけで、仕事や家庭の都合で参加できない人も進行状況が分かって、地域の一体感が生まれやすくなるんですね。
その通りです。アーカイブが残ることで、途中で参加しにくかった人も後から確認できます。これにより、地域内のコミュニケーションのすれ違いを防ぐ効果も生まれているんですよ。
他の自治体や地域の企業でも、このような地域密着型のデジタル活用を進めている事例はあるのでしょうか?
はい、全国的に「スマートシティ」や「地方創生DX」の流れが加速しており、民間企業とNPO、自治体が連携してローカルな課題を解決するモデルが次々と誕生しています。
技術の導入だけでなく、人と人を繋ぐアナログなコミュニケーションが土台にあるからこそ、デジタルが生きてくるんですね。とても勉強になりました!

NPO法人SISアカデミー

- 代表
- 若狭彰
- 所在地
- 島根県松江市千鳥町36
- URL
- sbi2045.com
