プレスリリース要約
リユース容器のシェアリングサービス「Megloo(メグルー)」を運営する株式会社カマンが、社会的・環境的責任を証明する国際認証「B Corp」を取得しました。持続可能な循環型社会の実現を目指す同社の取り組みが、第三者基準によって客観的に評価された形であり、今後の事業拡大に向けて大きなマイルストーンとなります。
株式会社カマンは、2026年5月30日に国際認証「B Corp(B Corporation)」を取得したことを発表しました。B Corp認証は、社会的・環境的パフォーマンスや透明性、説明責任に関する厳格な基準を満たした企業に授与される国際的な制度です。カマンは、認証の審査基準である「B Impact Assessment(BIA)」において、合格基準である80点を大きく上回る「92点」という高い総合スコアを獲得しました。特に、コア事業を通じた環境負荷低減のアプローチが高く評価され、「環境」カテゴリーで33.8点を記録しています。
同社が展開する「Megloo(メグルー)」は、地域共通型のリユース容器シェアリングサービスです。使い捨て容器を削減し、資源が循環する社会の構築を目指して、全国20都市で展開されています。これまでにJリーグなどのスポーツイベントや音楽フェス、地域のお祭りなど、年間100以上のイベントで容器循環の実績を積み重ねてきました。今回の認証取得を機に、同社は単発のイベント利用から日常的な「継続利用」へのシフトを進め、ビジネスとしての持続可能性と環境負荷削減の両立をさらに加速させる方針です。
Journalポイント
実はこれ、環境先進企業としての信頼性を担保する グローバル基準 をクリアしたという、非常に難度の高い快挙なんです。
え、そうなんですか?最近よく耳にする B Corp って、具体的にはどういった認証制度なんですか?
B Corp というのは、社会的・環境的なパフォーマンスや透明性などの厳しい基準を満たした企業に与えられる国際的な認証制度のことです。実は今、企業の「サステナビリティ」への姿勢が、投資家や消費者から厳しく問われる時代になってきているんですよ。
なるほど。でも、環境活動って自己申告でも良さそうなのに、わざわざ難しい審査を受ける理由は何ですか?
企業の「グリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)」が問題視される中、客観的な証明が必要だからです。たとえばカマンの場合、審査基準の BIA で合格ラインの80点を大きく超える 92点 を獲得し、環境への実質的な貢献を数値で証明しました。
BIA って何ですか?それに、点数化されることで企業の何が変わるんでしょうか?
BIA というのは「B Impact Assessment」の略で、企業のガバナンスや環境、従業員への配慮などを測定する評価ツールのことです。これを活用してスコア化することで、自社の強みだけでなく、サプライチェーン管理など「今後の改善点」も明確になるメリットがあります。
改善点まで可視化されるんですね。他のスタートアップでも、同じように ESG を意識して認証を目指す動きは広がっているのですか?
ESG というのは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取った言葉で、企業の長期的な成長に不可欠な3つの要素のことです。現在、日本でもこの視点を持つスタートアップが急増しています。
企業の社会的責任が、単なるボランティアではなく経営戦略そのものになっているということですね。とても勉強になりました!


