プレスリリース要約
株式会社NEXERとMSクリニックは、20代〜60代の男性400名を対象に「医療機関における多様性の受け入れに関する意識調査」を実施しました。LGBTQ+フレンドリーを明示する医療機関に対し、非当事者の男性からも高い信頼と安心感が寄せられている実態が明らかになり、多様性配慮が一般顧客の獲得にも寄与する可能性が示されています。
調査結果によると、LGBTQ+などの多様性を尊重する企業の取り組みに対し、33.3%の男性が好意的な印象を持っています。さらに、医療機関が「LGBTQ+フレンドリー」と謳っている場合、31.3%が「信頼度が上がる」と回答しました。その理由として最も多かったのは「偏見なく、丁寧に診察してくれそうだから」(40.8%)であり、次いで「患者一人ひとりに寄り添ってくれそうだから」(27.2%)が続きました。多様性への配慮を示す姿勢が、医療機関全体の誠実さや質の向上として受け止められている様子がうかがえます。
また、男性特有のデリケートな悩み(包茎、ED、早漏など)について、33.0%が受診をためらった経験がある、またはその気持ちがわかると回答。その上で、LGBTQ+に配慮しているクリニックであれば「自分自身のデリケートな悩みも相談しやすい」と46.8%が感じていることが分かりました。医師やスタッフに求める対応として「偏見なく、フラットに対応してくれること」(40.5%)が最多となり、プライバシー保護の設備としては「待合室が個室、または他の患者と顔を合わせないこと」(41.3%)が最も重視されています。


Journalポイント
実はこれ、性的マイノリティへの配慮を明言することが、結果としてデリケートな悩みを抱える非当事者の男性顧客を強く惹きつけるフックになっているんです。
えっ、そうなんですか?当事者の方々向けの取り組みが、なぜ関係のない一般の男性顧客の安心感にまでつながるのでしょうか?
実は多くの男性が、身体のデリケートな悩みで受診する際、医師やスタッフから偏見の目で見られるのではないかという強い不安や恥ずかしさを抱えているという課題があるんです。
病院やクリニックならどこであっても、患者のプライバシーを守って親身に対応するのが当たり前なんじゃないですか?
数字で見ると、受診をためらった経験のある男性は33.0%もいます。しかし、LGBTQ+配慮を掲げるクリニックなら、46.8%の男性が『自分の悩みも相談しやすい』と回答しています。多様性への配慮が、医療機関としての誠実な姿勢のバロメーターになっているのですね。
なるほど!多様性への取り組み、つまり医療機関における D&I の姿勢そのものが、患者さんの心理的ハードルを下げる信頼の証になっているということですね?
D&Iというのはダイバーシティ&インクルージョンの略で、多様性を受け入れ活かす考え方のことです。まさにその通りで、マイノリティを歓迎する姿勢が、一般の患者に対しても『ここなら偏見なくフラットに対応してもらえる』という強力な安心感として伝わっているのです。
他のヘルスケアや美容業界などでも、こうした多様性への配慮を積極的に打ち出す動きは広がっているのですか?
実は美容やデリケートゾーンケアの領域では、年齢やセクシュアリティを問わないインクルーシブ対応が必須になりつつあります。個人の尊厳を守る姿勢を示すことが、今後のB2Cビジネスにおいて選ばれるための重要なブランド戦略になっているのです。
多様性への配慮は単なる社会貢献ではなく、すべての顧客に選ばれるための強力な経営戦略になるのですね。勉強になりました!


