プレスリリース要約
日本人初の米国サーチファンドであるAkiyama Capitalが、総額510万ドル(約8.1億円)の資金調達と米エグゼクティブサーチ会社TEG Consultingの買収完了を発表しました。渡米わずか9か月という異例のスピードで1社目の買収を成し遂げた同社の、米国市場におけるロールアップ戦略に注目が集まっています。
Akiyama Capitalは、第三者割当増資により総額510万米ドル(約8.1億円)の資金調達を実施しました。本ラウンドにはICJ1号ファンドオブサーチファンド投資事業有限責任組合やTheta Times Venturesなどの機関投資家、国内外の個人投資家ら計24名が参加しています。調達した資金は、今回買収したTEG Consultingの事業買収資金や、買収後の統合・経営基盤整備、さらには今後の追加買収に向けた体制強化に充てられます。同社は、米国の中堅・中小企業を対象に、事業承継課題の解決と持続的な企業価値向上を目指すサーチファンドとして活動しています。
今回買収したTEG Consultingは、創業30年のプライベート・エクイティ(PE)ファンドに特化したハイレイヤー向けエグゼクティブサーチ会社です。米国東海岸に4拠点を構え、年間売上高は約6億円、EBITDAマージンは約25%に達します。買収倍率は5x EBITDAと、米国のPE市場平均である10〜12xと比較して極めて割安な水準での取得となりました。Akiyama CapitalはこのTEGを起点に、強固な人材・ネットワーク基盤を構築し、今後はLBOを活用した地方企業の連続買収(ロールアップ)を進め、米国市場での上場を目指す方針です。


Journalポイント
実はこれ、単なる企業の買収劇ではなく、米国の中小企業市場を舞台にした、非常にダイナミックなロールアップ戦略の第一歩なんです。
え、そうなんですか? ロールアップ戦略という言葉は聞いたことがありますが、具体的にはどうやって規模を拡大していくんですか?
同業や近隣分野の企業を次々と買収して、グループ全体の規模を急拡大させる手法です。今回はまず、PEファンドに強い人材紹介会社を買収しました。ここをハブにして、優秀な経営人材のネットワークを確保するのが狙いですね。
なるほど。でも、それって普通のスタートアップだと資金力がかなり必要ですよね? ニュースにあったLBOという手法を使うんでしょうか?
LBOというのは、買収対象企業の資産や将来のキャッシュフローを担保にして融資を受け、少ない自己資金で買収を行う手法のことです。Akiyama Capitalは、この仕組みを活用して地方の優良企業を次々と買収し、全体の企業価値を非連続に高めていく計画です。
なるほど! 買収した後の成長がカギになりそうですね。具体的には、買収した伝統的な企業をどうやってアップデートしていく計画なんですか?
そこで登場するのがAIの活用です。例えば、今回買収した人材紹介会社では、AIによるマッチングを導入して提案時間を20%短縮します。伝統的な企業の強固な顧客基盤に先端技術を掛け合わせ、生産性を劇的に向上させるわけですね。
面白いですね! 日本の他のスタートアップや起業家も、同じように米国でIPOを目指して挑戦している事例はあるんですか?
IPOというのは、未上場企業の株式を株式市場に新規公開して、誰でも取引できるようにすることです。実は今、日本の資本コストの低さを活かして、成長著しい米国市場へ直接挑む起業家が徐々に増えており、今回の事例はその先駆者として大きな注目を集めています。
日本の強みを活かして世界で戦う新しいモデルなんですね。今後の展開がとても楽しみです、勉強になりました!

Akiyama Capital inc

- 代表
- 秋山紳右衛門
- 所在地
- 970 West 190th Street, Suite 920, Torrance, CA 90502
- URL
- akiyamacapital.com
