プレスリリース要約
リトライブとBIPROGYは、称賛カードを贈り合えるサービス「PRAISE CARD」をビジネスコミュニティ「BeaTRIBES」に導入し、企業を越えた共創を促進する実証実験を2026年6月より開始します。感謝や称賛をデータとして可視化し、信頼に基づく質の高い関係構築を目指す取り組みとして注目されます。
ビジネスマッチング事業を展開するリトライブとBIPROGYは、2026年6月から2027年3月末までの期間、企業間コミュニティの活性化と新規事業創出を目的とした実証実験を行います。対象となるのは、リトライブが運営するビジネスイベントコミュニティ「BeaTRIBES」です。月1回開催されるセミナーやピッチイベントの場だけでなく、イベント以外の日常的な場面でも、メンバー同士が感謝や称賛を贈り合える環境を構築します。この取り組みを通じて、これまで定量化が難しかった企業間の信頼関係が、どのように形成され変化していくのかをデータ分析により検証します。
本実証で活用される「PRAISE CARD」は、BIPROGY、博報堂、博報堂コンサルティングの3社による共同事業として提供されているサービスです。ユーザーはPCやスマートフォンを使い、コミュニティごとに設定された独自のカードを贈り合うことができます。送信者や受信者、カードの種類といった情報がトランザクションデータとして蓄積されるため、人と人との感情的なつながりを可視化できるのが特徴です。BIPROGYが培ってきた組織内コミュニケーション活性化の知見を活かし、企業を跨ぐコミュニティにおける信頼構築への効果を時系列で分析します。
Journalポイント
実はこれ、単なる「社内コミュニケーションツール」を社外のオープンイノベーションの場に応用しようという、非常にユニークな試みなんです。
え、そうなんですか?社外の人同士で称賛カードを贈り合うのって、少し気恥ずかしい気もしますが、本当に普及するんでしょうか?
確かに最初は照れくさいですよね。実は今、多くのビジネスマッチングにおいて、名刺交換だけで終わってしまい、その後の関係が継続しないという大きな課題があるんです。
あ、それはよく分かります。イベント後にKPIとして連絡先交換数を追っても、実際の協業には繋がりにくいですよね。
KPIというのは「重要業績評価指標」のことで、目標達成度合いを測るための定量的な指標のことです。まさにその通りで、従来の指標だけでは測れない「信頼関係の深さ」を可視化するために、今回の実証では月1回のイベントの合間にも「PRAISE CARD」で感謝を伝え合えるようにします。
なるほど!じゃあ、感謝のカードが飛び交っている関係性ほど、協業のステップに進みやすいという予測が立てられますね。
その通りです。今回の実証では、カードの送信履歴などのデータを分析し、コミュニティ内の信頼形成と、実際の事業創出の状況にどのような相関関係があるかを時系列で明らかにする計画です。
これは面白いですね。他のコミュニティや、自社のパートナー企業との関係構築でも同じような仕組みが使えるのでしょうか?
十分に可能です。昨今は多くの企業がアライアンスを模索していますが、今後はこうした「感情の可視化データ」をもとに、最適な協業パートナーをレコメンドするような仕組みへ進化していくかもしれません。
単なるマッチングを超えて、信頼をベースにした新しい共創の形が見えてきました。とても勉強になりました!

