プレスリリース要約
自費訪問介護マッチングを行う株式会社クラウドケアは、鉄道4社が連携するコンソーシアム「JTOS」の採択企業として、JR東日本スタートアッププログラムのDEMODAYに出展します。同社は、介護・交通・観光を横断し、要介護者でも安心して旅行を楽しめる「介護ヘルパー同行型ユニバーサルツーリズム」の社会実装を目指します。
株式会社クラウドケアは、2026年6月4日に開催される「第13回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」において、鉄道横断型社会実装コンソーシアム(JTOS)の採択企業としてブース出展することを発表しました。JTOSは、JR東日本スタートアップ、東急、小田急電鉄、西武ホールディングスの4社が連携し、各社のアセットを活用した事業共創を推進する枠組みです。今回の出展では、自社が運営する自費訪問介護プラットフォームの紹介に加え、鉄道各社と共同で進める「介護ヘルパー同行型ユニバーサルツーリズム」の取り組みを披露します。
同社が展開する「Crowd Care」は、1回60分から都度利用できるシェアリングエコノミー型の自費訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォームです。介護保険制度ではカバーしきれない多様な介護ニーズに対し、インターネットを通じて介護スキルを持つ人材を柔軟にマッチングする仕組みを構築しています。今回のJTOSとの協働では、このマッチング技術とヘルパーネットワークを「移動・観光」の分野に応用し、高齢者や障がいを持つ方が諦めていた旅行や長距離移動をサポートする新たなインフラの構築を目指しています。


Journalポイント
実はこれ、公的な介護保険のルールに縛られない、介護保険外サービスだからこそ実現できる、全く新しい移動支援の形なんです。旅行や遠出への同行は保険適用外ですが、そこを民間サービスが補っています。
え、そうなんですか?一般的な介護保険のサービスと、クラウドケアが提供する保険外サービスとでは、具体的に何が一番違うのでしょうか?
介護保険外サービスというのは、国が定める公的介護保険の適用外となる、全額自己負担の介護サービスのことです。保険適用サービスとは違い、利用時間や利用目的に制限がないため、旅行の同行や趣味の外出の付き添いなど、柔軟なサポートが可能になるんですよ。
制限がないのは便利ですね!でも、家族旅行であれば、もともと家族が付き添ってサポートすれば解決する話ではないんですか?
確かにそう思われがちですが、車椅子での移動や入浴、排泄の介助など、旅先での介護は家族にとって大きな肉体的・精神的負担になります。たとえば、旅慣れたプロのヘルパーが同行することで、家族全員が気兼ねなく、純粋に旅行を楽しめるようになるんです。
なるほど、プロがいてくれれば家族も安心ですね。では、今回のように鉄道会社と連携することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
鉄道会社の駅や車内におけるハード面のバリアフリー対応と、クラウドケアのヘルパーマッチングというソフト面を融合させる点にあります。出発地から目的地までの移動プロセス全体を切れ目なくサポートする、ユニバーサルツーリズムの新しいインフラを目指しているのです。
移動のインフラ全体を介護に対応させる試みなのですね。ちなみに、他の企業でもこのようなユニバーサルツーリズムの取り組みは進んでいるのでしょうか?
はい、超高齢社会の進展に伴い、業界全体が『生きるための介護』から『人生を楽しむための介護』へとシフトしています。今回のJTOSのような広域での鉄道連携は、移動のバリアを解消し、シニアの行動範囲を飛躍的に広げる先進的な事例として注目を集めています。
介護を必要とする方々の生活の質を高める、非常に意義のある取り組みなのですね。今後の展開がとても楽しみです。勉強になりました!


