プレスリリース要約
レトロゲームの復刻・配信ビジネスを展開する株式会社D4エンタープライズは、同社の「EGGコンソール」シリーズより、1986年の名作アクション『レリクス MSX2』をSteam向けに2026年6月19日より配信開始します。IP(知的財産)の再活性化とマルチプラットフォーム展開の好例として注目されます。
株式会社D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」の他機種展開ブランド「EGGコンソール」において、ボーステックが1986年に発売したアクションアドベンチャーゲーム『レリクス MSX2』を、PCゲームプラットフォーム「Steam」向けに2026年6月19日にリリースします。価格は1,200円(税込)を予定しています。本作は、倒した相手の肉体に憑依して攻略を進める独自の「スピリットライド」システムや、SF映画のような独特の世界観で当時大きな話題を呼んだ伝説的なタイトルです。
今回のSteam版「EGGコンソール」では、ゲーム本編の忠実な移植に加え、ゲーム内の各シーンやラストバトル、エンディングを直接選択して遊べる「シーンセレクト」モードや、当時の貴重なマニュアルやパッケージデザインを閲覧できる「ギャラリー」モードなど、現代のユーザーが手軽に楽しめる追加機能を搭載しています。同社は、1980年代のPCゲームを貴重な文化遺産と位置づけ、劣化しやすい磁気メディア等に記録された名作を現代のプラットフォームに蘇らせる取り組みを続けています。


Journalポイント
実はこれ、単なる懐かしのゲームの移植ではなく、失われゆくデジタル文化遺産を現代に蘇らせる、非常に洗練された IP活用ビジネス なんです。
え、そうなんですか?ところで、さっきから出てくる IP ってどういうことですか?
IPというのは知的財産のことで、作品やキャラクターが持つ権利や価値を指します。実は今、1980年代のゲームは媒体の劣化により、遊ぶことすら困難という 文化損失の危機 があり、このIPを救い出すことが急務なんです。
でも、それってもともと古いゲームですよね。今さら需要があるんでしょうか?
たとえば、同社のプロジェクトEGGではすでに 約1,000本 のレトロゲームを配信しており、根強いファン層が確立されています。さらに今回、世界最大のプラットフォームであるSteamに展開することで、国内外の新たなユーザー層へアプローチできる仕組みを構築しているんです。
なるほど!じゃあ、これは一種の SaaS のように継続的なサービス提供を目指しているんですか?
SaaSというのは必要な機能をインターネット経由で利用するソフトウェア提供形態のことで、今回の配信プラットフォーム事業もそれに近い性質を持っています。一度仕組みを作れば、過去の名作群を次々と低コストで世界へ配信し続けられるという ストック型ビジネス の側面があります。
他の業界でも、このように古い資産をデジタルで再利用する動きはあるんでしょうか?
実は、出版や音楽業界でも過去のカタログ資産をデジタル化して グローバル流通 させる動きが主流になっています。過去の資産は、新規開発に比べて投資リスクを低く抑えつつ、コアなファンを起点にバイラル効果を狙えるという大きな強みがあるからです。
なるほど、眠っている資産を現代の技術と販路で蘇らせる視点、とても勉強になりました!

株式会社D4エンタープライズ
- 代表
- 鈴木直人
- 所在地
- 東京都中央区銀座8-17-5 THE HUB 銀座 OCT 610
- URL
- www.d4e.co.jp
