プレスリリース要約
スタディプラス株式会社は、東京都教育委員会より都立通信制高校における「Studyplus for School」の運用保守業務を受託しました。通信制高校の生徒数が過去最多を記録する中、生徒の「見えない学習」を可視化する同プラットフォームの全校導入は、不登校支援や多様な学びのインフラとして注目されます。
スタディプラスは、東京都教育委員会より「令和8年度通信制高等学校におけるStudyplus for School運用保守等業務委託」を受託しました。これにより、令和7年度に都立新宿山吹高校で先行導入されていた教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」が、東京都立通信制高校全3校へと拡大されます。通信制高校では生徒が自学自習を進めるため学習状況の把握が困難でしたが、本事業を通じて学習履歴の可視化と教員との継続的なコミュニケーションを可能にする環境づくりを目指します。
「Studyplus for School」は、生徒の学習記録を一元化・可視化し、教員と生徒のコミュニケーションを支援するLMS(学習管理システム)です。紙やデジタルなど、異なる教材の学習履歴を一つのプラットフォームに集約できるため、教員は生徒一人ひとりの日々の学習の流れをタイムラインで把握できます。先行導入された新宿山吹高校でのアンケートでは、85.7%の教員が生徒の学習記録が「生徒理解に役立ちそう」と回答しており、確かな成果が確認されたことで今回の全校展開へと繋がりました。

Journalポイント
実はこれ、単なる学習記録ツールではなく、不登校や多様な学びを支えるセーフティネットの役割も果たしているんです。
え、そうなんですか?通信制高校って、普段はあまり学校に行かずに自分で勉強するイメージですが、何が問題になっているんですか?
実は今、通信制の生徒数が過去最多の30万人を超えているのですが、自宅学習が中心のため、教員が「生徒の学習状況をリアルタイムで把握できない」という大きな課題があるんです。
でも、それって最近よく聞く LMS などを導入すれば、もともと簡単に管理できているんじゃないんですか?
LMSというのは「学習管理システム」のことで、教材や成績を管理する仕組みです。しかし、生徒が使う紙の参考書や別のデジタル教材など、バラバラな学習履歴を一覧で可視化するのはこれまで難しかったんです。
なるほど!じゃあ、学校指定の教材以外も含めて、生徒が家でどれだけ努力したかがタイムラインで丸ごと見える化できるということですか?
その通りです。先行導入した高校では、85.7%の教員が生徒理解に役立つと回答しました。学校外での受験勉強のデータなども共有されるため、教員はより一人ひとりに寄り添った指導ができるようになります。
素晴らしいですね。他の地方自治体や私立の通信制高校でも、同じようなシステムが導入されているのでしょうか?
実は教育業界全体が個別最適な学びへシフトしており、この「Studyplus for School」はすでに全国で2,800校以上に導入されています。公立通信制での全校展開は、今後の官民協働の大きな試金石になります。
教育の多様化が進む中で、デジタル技術が現場の先生と生徒を温かくつなぐ架け架け橋になっているのですね。勉強になりました!


