プレスリリース要約
パナソニック株式会社が展開する家電と食のサブスク「foodable(フーダブル)」が5周年を迎えました。先進家電と食材をセットで提供し、新しい食体験を提案してきた同サービスは、多様化する内食需要に対応し顧客基盤を拡大。モノとコトを融合させたD2Cビジネスの成功事例として注目されます。
パナソニック株式会社は、2021年6月に開始した家電と食のサブスクリプションサービス「foodable」の5周年を記念し、2026年6月3日から7月27日まで「5周年キャンペーン」を実施します。期間中に対象の10コースに申し込むと、初月980円(税込・送料込)で利用可能となります。対象には「炊飯器ビストロと銘柄米コース」や「ホームベーカリービストロとパンミックスコース」などが含まれ、新規・既存会員の双方が対象です。同社は節目に合わせ、ユーザーから募集した食生活の変化に関するコメントや写真も公開しています。
「foodable」は、パナソニックの調理家電のレンタルと、それに合わせたこだわり食材(銘柄米、冷凍デリ、パンミックスなど)を月額制で届けるサービスです。内食需要の増加や価値観の変化を背景に、コースの拡充やサービスアップデートを継続してきました。食へのこだわりを持つ層から料理初心者、新生活をスタートする層まで幅広い顧客を獲得しています。単なる家電の販売にとどまらず、それを使った「食体験」を継続的に提供することで、顧客との長期的なエンゲージメントを築く独自のビジネスモデルを確立しています。

Journalポイント
実はこれ、単なる家電のレンタルではなく、「食の体験価値」を売ることで顧客をファン化する仕組みなんです。
え, そうなんですか? 家電メーカーが食材まで届けるというのは、少し意外な組み合わせに感じますね。どのような狙いがあるのでしょうか?
実は今、家電市場は成熟しており、単にスペックを競うだけでは他社との差別化が難しくなっているという課題があるんです。そこで、製品を使った『体験』を継続的に提供し、顧客との接点を持ち続ける必要性が出てきました。
でも、それってもともと家電量販店で製品を普通に買って、それで終わりというビジネスモデルだったんじゃないんですか?
おっしゃる通りです。しかしサブスクにすることで、例えば「高級炊飯器と銘柄米」をセットで提供し、「手軽に美味しいご飯を食べる日常」という体験そのものを届けています。これにより、購入へのハードルを下げています。
なるほど!初期費用を抑えて手軽に始められる仕組みですね。これなら、顧客獲得コストである CAC を下げる効果もあるのでしょうか?
CACというのは顧客獲得単価のことで、顧客を1人獲得するのに必要な費用のことです。おっしゃる通り、体験の敷居を下げることでCACを抑えつつ、食材の定期購入によって顧客生涯価値である LTV を最大化する狙いがあります。
他の家電メーカーや異業種の企業でも、このようなモノとコトを組み合わせた取り組みは広がっているのでしょうか?
はい、製造業全体が「サービタイゼーション」、つまりモノ売りからサービス提供へシフトしています。他社でもカメラと撮影体験、家具とインテリアコーディネートをセットにしたサブスクなどが増えています。
なるほど、単に製品を売って終わりではなく、顧客のライフスタイルに寄り添い続けることが重要なんですね。とても勉強になりました!

パナソニックグループ
- 代表
- 楠見 雄規
- 所在地
- 大阪府門真市大字門真1006番地
- URL
- holdings.panasonic/jp
