プレスリリース要約
朝日新聞社が開発した文章校正AI「Typoless」が、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」に採用されました。これにより、12万4,000社を超える利用企業は、エディター上で直接、新聞社ならではの高度な校正支援を受けられるようになります。企業の信頼性を守る新たなインフラとして注目されます。
株式会社朝日新聞社は、同社が開発・提供する文章校正AI「Typoless(タイポレス)」が、株式会社PR TIMESのプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の編集機能に採用され、2026年6月2日よりAPI連携による提供を開始したと発表しました。この連携により、「PR TIMES」を利用する12万4,000社以上の企業・団体は、プレスリリースを執筆するエディター画面上でシームレスに高度な文章校正支援を受けられるようになります。「間違えてはいけない」という広報担当者の不安に寄り添い、配信前の校正作業を大幅に効率化する狙いがあります。
「Typoless」は、朝日新聞の膨大な記事校正履歴データを学習したAIに加え、約21万個の校正ルール辞書を搭載したサービスです。今回の連携により、書き手はエディター上でリアルタイムに校正提案を受け取ることができます。誤字脱字の修正だけでなく、書き手一人では気づきにくい差別的表現やステレオタイプを助長する表現、炎上リスクのある言葉を検知し、第三者の視点で気づきを促します。これにより、広報経験の浅い担当者でも、安心して社会に情報を発信できる環境が整いました。

Journalポイント
実はこれ、単なる誤字脱字のチェックではなく、企業の炎上リスクを未然に防ぐための強力なセキュリティ対策なんです。
え、炎上リスクですか?AIがそこまで判断できるものなんですか?
はい。朝日新聞社が長年培ってきた約21万個の校正ルール辞書を基に、差別的な表現やステレオタイプを助長しかねない記述を検知して、書き手に気づきを促すことができるんですよ。
実務で使うとなると、独自の業界用語や自社ならではの表現まで「間違い」と判定されてしまいませんか?
そこは安心してください。Typolessにはユーザー自身が言葉を登録できるカスタム辞書機能や、文章を読みやすく整える「良文サポート」も用意されています。
なるほど!じゃあ自社のトンマナを守りつつ、社会的なリスクだけを排除できるわけですね。ところで、今回はAPI連携での提供だそうですが、これってどういうことですか?
APIというのは、異なるシステム同士をつなぐ仕組みのことです。今回はPR TIMESの執筆画面にTypolessの機能を直接埋め込むことで、ユーザーが別のツールを立ち上げる手間を省いています。
画面を行き来しなくていいのは便利ですね。他の企業もこういったAIによるDXの導入を進めているんでしょうか?
DXというのは、デジタル技術を使って業務やビジネスモデルを変革することです。実は今、信頼性が求められる金融や官公庁をはじめ、多くの業界で文章作成の効率化と品質管理の自動化が急ピッチで進んでいるんですよ。
言葉のプロの知見がAIを通じて誰でも使えるようになるなんて、素晴らしい技術の社会実装ですね!

株式会社朝日新聞社

- 代表
- 代表取締役会長 中村史郎・代表取締役社長CEO 角田克
- 所在地
- 東京都中央区築地5-3-2(東京本社)
- URL
- www.asahi.com/corporate
