プレスリリース要約

世界最大級のオルタナティブ資産運用会社ブラックストーンが、アジア太平洋地域向けの新ファンドで目標を大幅に上回る131億ドル(約2兆円規模)の資金調達を完了しました。前号ファンドの2倍以上の規模となる本ファンドの始動は、アジア市場、特に日本やインドにおける投資活動がさらに加速することを示唆しています。

ブラックストーンは、アジア太平洋地域を対象としたプライベート・エクイティ・ファンド「ブラックストーン・キャピタル・パートナーズ・アジアIII(BCPアジアIII)」の募集を131億ドルで完了しました。当初の調達目標であった100億ドルを大幅に上回り、同地域における同社史上最大のファンドとなります。過去のファンドにおける堅調な運用実績が投資家から高く評価され、前号ファンドの2倍以上という異例の拡大規模でのクローズとなりました。同社は世界で最も成長著しいアジア太平洋地域において、大規模で魅力的な投資機会へのアプローチをさらに強める方針です。

同社は過去24カ月間、アジア太平洋地域において積極的な投資とエグジット(投資回収)を実行してきました。特に日本とインド市場に注力しており、投資件数は12件、総額は70億ドルを超えています。具体的な投資先としては、日本の技術系人材サービス大手「テクノプロ」や、インドのAIクラウド・プラットフォーム企業「Neysa」などが挙げられます。一方で、日本を代表するコンシューマー・ヘルスケア企業である「アリナミン製薬」の譲渡や、インドの「Aadhar Housing Finance」の上場など、計15件のエグジットも成功させており、一連のサイクルが今回の大型調達を後押ししました。

Journalポイント

編集部

実はこれ、アジアにおける プライベート・エクイティ(PE)投資 の勢力図を大きく塗り替える、歴史的な資金調達なんです。

131億ドルって想像もつかない金額ですね!そもそも PE ってどういう仕組みなんですか?

読者
編集部

PE(プライベート・エクイティ)というのは、未公開企業の株式を取得して経営に深く関与し、企業価値を高めた後に売却する投資手法のことです。今回は、アジアの成長企業を支援するための軍資金が、目標を大きく上回って集まったという背景があります。

なるほど。でも、それってこれまではアメリカやヨーロッパが中心で、アジアはそこまで規模が大きくなかったんじゃないですか?

読者
編集部

おっしゃる通りです。しかし、直近の24カ月でブラックストーンはアジアに 70億ドル超 を投資し、すでに15件の M&A や上場による投資回収を成功させています。

M&Aというのは企業の合併や買収のことですね。日本でも何か具体的な事例はあるのでしょうか?

読者
編集部

M&Aは「Mergers and Acquisitions」の略で、企業の合併や買収のことですね。日本では、誰もが知る「アリナミン製薬」をバイアウトし、企業価値を高めた上で次の買い手へ譲渡した実績などがあります。

大企業の有名なブランドも、そうやってファンドの力で生まれ変わっているんですね。

読者
編集部

その通りです。現在は、単なる資金提供にとどまらず、デジタル化やグローバル展開など、企業の変革を内側から泥臭く支援するスタイルへシフトしています。

巨額の資金とプロの経営ノウハウが、日本企業の成長を後押ししているんですね。勉強になりました!

読者
ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社 ニュース要点の図解

ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社

代表
橘田大輔
所在地
東京都千代田区丸の内 丸の内ビルディング10階
URL
www.blackstone.com/japan-disclaimer
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