プレスリリース要約
株式会社Claboは、暗号資産投資家417名を対象にハードウェアウォレット(HW)の所有実態調査を実施しました。全体の所有率が55.9%に達するなか、保有額50万円を境に所有率が74.5%へ急増する「心理的閾値」や、若年層とシニア層の間にある認識格差など、Web3ビジネスの普及に向けた新たな課題と市場機会が浮き彫りになっています。
株式会社Claboの調査によると、暗号資産投資家におけるハードウェアウォレット(HW)の所有率は55.9%に上ります。購入を決めた最大の動機は「セキュリティへの不安(38.1%)」であり、具体的な被害に遭う前の「漠然としたリスク意識」が行動を促していることが分かりました。次いで「勉強して必要性を理解した(35.0%)」、「ハッキング被害のニュースを見た(33.6%)」が続いており、ユーザー自身の主体的な情報収集や業界の動向が、物理デバイスの購入を強く後押ししている実態が明らかになりました。
また、保有資産額とHW所有率の相関分析では、保有額「50万〜100万円未満」の層で所有率が74.5%とピークに達することが判明しました。一方で「1万円未満」の少額投資家層での所有率は21.3%に留まり、資産規模によって防衛意識に大きな開きがあります。さらに年代別では、20代以下の所有率が78.5%と突出して高い一方、50代では35.0%に留まるなど、デジタルネイティブ世代のITリテラシーの高さと中高年層の導入ハードルの高さという、顕著な世代間ギャップが示されています。


Journalポイント
実はこれ、暗号資産の管理において 「50万円」 という具体的な金額が、ユーザーの防衛スイッチを入れる決定的な境界線になっているんです。
え、そうなんですか? 50万円を超えると、急にセキュリティ対策を真剣に考え始めるということでしょうか?
その通りです。多くの個人投資家にとって、50万円は「失うと生活に影響が出る金額」であり、取引所に預けたままにするリスクを自覚し始めるラインなのだと考えられます。
でも、それってもともと取引所自体がもっと安全に対策してくれていれば、個人でわざわざ物理デバイスを買う必要はないんじゃないですか?
確かに取引所のセキュリティも向上していますが、ハッキングや破綻リスクはゼロではありません。数字で言うと、保有額50万〜100万円未満 の層では、なんと 74.5% の人がHWウォレットで自己防衛しています。
なるほど!じゃあ、若者とシニアでHWの所有率に2倍以上の差があるのは、ITツールへの慣れが関係しているんですか?
HWというのはハードウェアウォレットの略で、暗号資産の秘密鍵をネットから切り離して物理的に管理する専用デバイスのことです。スマホに慣れた 20代以下の所有率は78.5% と高い一方、50代は 35.0% に留まっています。
シニア向けにはもっと簡単な仕組みが必要ですね。最近よく聞くWeb3関連のサービスも、同じような課題を抱えているんでしょうか?
Web3というのはブロックチェーン技術を活用した次世代の分散型インターネットのことで、まさに使いやすさが最大の課題です。現在は、専門知識がなくても直感的に安全な管理ができる UI/UX の開発に業界全体がシフトしています。
なるほど、セキュリティと使いやすさの両立が、これからのビジネスの勝機になるのですね。勉強になりました!

株式会社Clabo

- 代表
- 上野育真
- 所在地
- 東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズ サウスタワー16階
- URL
- www.clabo-inc.co.jp
