プレスリリース要約
ウェルネスブランドを展開する株式会社Leepは、サプリメント受託製造を手掛ける株式会社リプロスの製造工場を事業譲受したと発表しました。これまで外部委託していたサプリメントの製造機能を内製化することで、企画から製造、販売までの一貫体制を構築し、市場の変化に即応できるものづくり基盤の確立を目指します。
株式会社Leepは2026年6月1日付で、株式会社リプロスが運営する岐阜県のサプリメント製造工場を譲り受けました。リプロスは2002年の創業以来、大手企業からも信頼される確かな品質管理体制を築いてきた企業です。Leepはこれまで化粧品や一部の健康食品領域で自社一貫体制を敷いていましたが、サプリメント領域については製造を外部に委託していました。今回の事業譲受により、サプリメント事業においても企画・製造・販売の自社一貫体制が整い、ウェルネス領域全体における生産基盤の強化が実現します。
譲受対象となる工場は岐阜県岐阜市に位置し、錠剤やハードカプセル、粉末などのサプリメント・健康食品を製造しています。添加物製造業許可や菓子製造業許可に加え、岐阜市HACCP施設認定を取得しているなど、高い安全基準を誇ります。Leepはこの生産拠点を獲得したことで、設計品質と製造品質の整合性を高めるだけでなく、将来的には「GMP認証」の取得を視野に入れた、より高水準な品質管理体制の構築を進めます。また、外部委託に依存しないことで、需要変動に対しても安定した供給体制を維持できるようになります。
Journalポイント
実はこれ、単なる生産能力の拡大ではなく、ブランドの「開発スピードと改善力」を極限まで高めるための戦略的な一手なんです。
え、そうなんですか?サプリメントって、専門の工場に作ってもらう方が効率が良いと思っていました。
確かに効率は良いですが、外部委託だと試作や処方変更のたびに調整が必要で、時間がかかります。今は消費者のニーズが細分化しており、「素早い製品改善」が競争力の源泉になっているという課題があるのです。
でも、それってもともと自社で工場を作るのはハードルが高すぎたから委託していたんですよね?
その通りです。そこで今回はゼロから建てるのではなく、実績のある企業の工場を「M&A」で譲り受ける手法をとりました。
なるほど!M&Aでノウハウごと手に入れたわけですね。自社で工場を持つと、具体的にどう変わるんですか?
「M&A」というのは企業の合併や買収のことで、今回は事業の一部を譲り受けています。これにより、例えば顧客の声をもとにサプリの粒の大きさやパッケージを改良する際、「試作から量産まで」の期間を大幅に短縮できるようになります。
自社ブランドを持つ他のD2C企業やウェルネス企業も、同じように工場を持つ動きを進めているのでしょうか?
「D2C」とは、自社で企画した商品を中間業者を挟まずに直接消費者に届けるビジネスモデルのことです。実は今、多くのD2Cブランドが競争激化に伴い、品質管理の徹底と差別化のために「製造機能の内製化」へとシフトし始めています。
なるほど。スピードと品質の両方を手に入れるための、攻めの投資ということですね。勉強になりました!

