プレスリリース要約
起業支援を展開する株式会社ツクリエは、台湾最大の応用研究機関である台湾工業技術研究院(ITRI)とMOUを締結しました。本提携により、日台のスタートアップや半導体・製造業企業のグローバル展開とサプライチェーン統合を強力に支援します。TSMC等を輩出したITRIとの連携は、ディープテック企業の海外進出を加速させる好機として注目されます。
株式会社ツクリエは、2026年3月1日付で台湾のITRIと、両国企業のグローバル展開およびサプライチェーン統合に関する覚書(MOU)を締結したと発表しました。この提携は、日台双方のスタートアップ、半導体関連企業、そして製造業企業を対象としています。具体的な協力策として、スタートアップの技術や研究を活用して新規事業を共創する「コーポレートパートナープログラム(CPP)」の推進や、両者が持つインキュベーション施設の相互活用などが盛り込まれており、今後個別の合意を積み重ねていく方針です。
背景には、近年のディープテック分野における国際展開ニーズの急速な高まりがあります。ITRIは、台北市政府が推進する主要スタートアップ支援拠点「INNOPAD TAIPEI」を運営しており、AI、スマート製造、ヘルスケア、サステナビリティ分野に強みを持っています。今回の提携により、ツクリエが日本国内で培ってきた起業支援やインキュベーションのノウハウと、ITRIが持つ高度な技術開発力およびグローバルネットワークが融合。日台間におけるスタートアップの相互進出や、製造業のサプライチェーン連携がより実効性の高い形で促進されることが期待されています。
Journalポイント
実はこれ、日本のスタートアップが台湾の巨大な半導体や製造業のネットワークに直接アクセスできる、ものすごいチャンスなんです。
え、そうなんですか? ITRIという機関の名前は初めて聞きましたが、そんなにすごい組織なのですか?
ITRIというのは台湾工業技術研究院のことで、あの世界トップの半導体ファウンドリである TSMC を生み出した世界有数の研究開発機関なんです。
TSMCを生み出した機関なんですか!でも、なぜ今ツクリエという日本の企業と手を組む必要があるのでしょうか?
実は今、ディープテック分野のスタートアップが海外展開する際、現地のサプライチェーンにどう食い込むかという大きな課題があるんです。
ディープテックということは、AIや高度な製造技術などのことですよね。具体的にはどのような支援が行われるのですか?
AIというのは人工知能のことで、今回の提携では、ITRIが運営する「INNOPAD TAIPEI」などの施設を相互に活用し、現地の企業とのビジネスマッチングや実証実験を支援します。
なるほど!それなら日本の技術を持った企業が、台湾を足がかりにアジアや世界へ進出しやすくなりますね。
その通りです。業界全体としても、日台のサプライチェーン統合を急ぐ動きが加速しており、こうしたプラットフォームの需要は非常に高まっています。
単なる交流ではなく、ビジネスに直結する仕組みなのですね。とても勉強になりました!


