プレスリリース要約
フリーアドレス化やオフィス分散によって生じる「人探し」のタイムロス。株式会社ビーキャップは、同社の屋内位置情報サービス「Beacapp Here」を導入したシオノギヘルスケアにおいて、人探しの時間を大幅に短縮し、業務効率化と社内コミュニケーションの活性化を実現した事例を公表しました。
ビーキャップが提供する「Beacapp Here」は、スマートフォンとビーコンを活用してリアルタイムに人やモノの位置を可視化するサービスです。シオノギヘルスケアでは、在宅勤務の普及やフリーアドレス化、複数フロアへの分散によるコミュニケーションの希薄化が課題となっていました。導入後の社内アンケートでは、回答者の86%が「人を探す時間が短縮された」と回答。これまで5〜10分かかっていた人探しが、わずか30秒〜1分程度に短縮されるなど、劇的な効果が現れています。
本サービスは、全社員に貸与されているスマートフォンを利用するため、大規模な工事が不要で導入しやすい点が特徴です。シオノギヘルスケアでは、オフィス内の大型モニターに位置情報を表示することで、約150名の社員がリアルタイムにお互いの所在を把握できる環境を整えました。これにより、話しかけるタイミングの判断や業務の段取りが容易になり、回答者の84%が「業務効率が向上した」と実感。単なる位置把握にとどまらず、自発的な「ちょっとした会話」を生み出すきっかけとなっています。


Journalポイント
実はこれ、単なる「人探しツール」ではなく、組織の心理的安全性や雑談を増やすための仕掛けなんです。
え、位置情報が分かるだけでそんな効果があるんですか?単にサボりを監視されているように感じてしまいそうです。
その懸念はもっともですね。実は今、多くの企業がフリーアドレスを導入したものの、「誰がどこにいるか分からず話しかけられない」という孤独感や業務の非効率に悩んでいるんです。
確かに、チャットするほどでもない「ちょっとした確認」のためにオフィスを探し回るのは面倒です。でも、これって流行りのABWとは違うんですか?
ABWというのは、仕事内容に合わせて働く場所を自由に選ぶ仕組みのことで、今回のサービスはそのABWを快適に機能させるための土台になります。スマホとビーコンを使って、社内でのみ自動で位置を検知するため、プライベートが侵害される心配もありません。
なるほど!それなら安心ですね。実際に導入した会社では、具体的にどんな風に業務がスムーズになったのでしょうか?
たとえば、上司の位置を確認して「今席にいるから、急ぎの承認をもらいに行こう」と動いたり、会議の前に「あの人が近くにいるから先に話を通しておこう」といった、効率的な段取りが自然とできるようになります。
確かに、相手の状況が見えると声をかけるハードルが下がりますね。他の会社でも位置情報を活用したSaaSの導入が進んでいるのですか?
SaaSというのは、インターネット経由で必要な機能を必要な分だけ利用するソフトウェアのことで、今回の位置情報管理もその一つです。現在、多くの企業がオフィスの最適化や、出社率の可視化によるコスト削減を目的に、同様の仕組みを取り入れ始めています。
ただの管理ツールではなく、働きやすさをデザインするための投資なんですね。とても勉強になりました!


