プレスリリース要約

株式会社オーシャンクラスは、長崎県対馬市で回収された海洋漂着プラスチックを繊維素材「OCEAN THREAD®」へ再生し、社会実装する資源循環モデルを推進しています。すでにANAのアップサイクル商品としてフライトタグが発売され、トヨタマリンの高級クルーザー内装材への展開も検討中。地域課題をビジネスで解決する先進事例として注目されます。

長崎県対馬市は、地理的要因から海外由来を含む大量の海洋漂着ごみが深刻な課題となっています。この課題に対し、一般社団法人オーシャン太郎が継続的な清掃活動「拾活®」を行い、これまでに約7トンの海洋漂着ペットボトルを回収。株式会社オーシャンクラスがこの回収プラスチックを資源化・繊維化し、新たなプロダクトへとつなぐ一貫した循環の仕組み「OCEAN THREAD®(オーシャンスレッド)」を構築しました。回収されたペットボトルは北九州市のリサイクル工場で再生樹脂へと加工され、糸や生地を経て高付加価値な製品へと生まれ変わっています。

この取り組みはすでに具体的な社会実装フェーズに入っています。2025年1月には、同素材を用いたANAオリジナルフライトタグが発売され、高価格帯ながら約2週間で追加受注が決定するなど市場の関心を集めました。さらに、トヨタマリンの高級マリンクルーザー「PONAM-35SV」の内装材としての採用検討も進んでおり、BtoB領域への広がりも見せています。同社は「回収・資源化・製品」というサプライチェーンの構築にとどまらず、消費者が海岸清掃に参加し、その素材を用いた製品を身につける「参加型循環モデル」の確立を目指しています。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、単なるボランティアとしての「環境保全活動」ではなく、回収から製品化までの バリューチェーン 全体をデザインしたビジネスモデルなんです。

え、そうなんですか? 漂着ごみを拾ってリサイクルしているだけだと思っていましたが、ビジネスとしての強みがあるのですね。

読者
編集部

「バリューチェーン」というのは、商品の企画から製造、販売、顧客に届くまでの一連の価値創造プロセスのことで、今回は回収から製品化までを一気通貫で仕組み化しています。実は今、多くの企業が 環境価値 を自社製品に組み込みたいという強いニーズを持っています。

でも、それってもともと回収コストがかかって、ビジネスとしては成り立ちにくいんじゃないんですか?

読者
編集部

おっしゃる通りです。海洋プラは塩分や汚れがあり、再生が難しい。そこを彼らは地域団体やリサイクル工場と連携し、 約7トン のペットボトルを安定的に資源化するルートを確立しました。

なるほど!じゃあ、その安定した供給網があるからこそ、大手企業も参画しやすくなるのですね?

読者
編集部

その通りです。だからこそ、 ANA のフライトタグのように通常より高価格でも即完売するような高付加価値な商品が生まれ、 トヨタマリン のクルーザー内装材への展開検討にもつながっているんですよ。

他の会社も似たようなこと、例えば「アップサイクル」をテーマにした取り組みをしているんですか?

読者
編集部

「アップサイクル」というのは、本来捨てられるはずの廃棄物にデザインやアイデアという新たな価値を与えて、より価値の高い製品に生まれ変わらせる手法のことで、アパレルや製造業界全体で導入が加速しています。

なるほど、一時的な環境アピールではなく、企業が生き残るための生存戦略なんですね。勉強になりました!

読者
株式会社オーシャンクラス ニュース要点の図解

株式会社オーシャンクラス

代表
中村洋太郎
所在地
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西2階Tech-Pot
URL
oceanclass.co.jp

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