プレスリリース要約
京都発のフードテックベンチャー、株式会社AIVICKが2005年の創業以来初となる新卒採用の開始を発表しました。成長率150%を超える同社が、AI時代にあえて新卒採用に踏み切る背景には、食品業界の常識を覆す「個人最適食」の社会実装という壮大なビジョンがあります。
株式会社AIVICKは、自然な食事で健康を得るための「個人最適食」や「プレシジョン・ニュートリション(個別化栄養)」の実現を目指すフードテックベンチャーです。同社はこれまで、無添加惣菜の宅配などを通じて安全な食を提供してきましたが、次のフェーズとして個人の健康データに基づき最適化された食体験の提供に挑みます。この未踏領域の開拓と食品製造業のDXを加速させるため、2027年卒業予定者を対象とした初の新卒採用活動をスタートしました。
今回の採用活動における大きな特徴は、一般的な面接に終始しない「体験型選考プログラム」の導入です。学生は、同社の主要サービスである家庭向け冷蔵惣菜宅配サービス「シェフの無添つくりおき」を実際に自宅で受け取り、試食するプロセスを体験します。これにより、サービス利用者の視点に立ちながら顧客ニーズやマーケティング、商品開発についての対話を行い、履歴書や面接だけでは測れない本質的な価値観の共有とお互いの理解深化を図ります。

Journalポイント
実はこれ、単に新卒を採用するだけでなく、食産業の仕組みそのものを DX でアップデートしようという挑戦なんです。
DX って最近よく聞きますけど、具体的にはどういうことですか? 食品業界にどう関係するんでしょう?
DXというのはデジタルトランスフォーメーションの略で、IT技術を使って業務やビジネスモデルを根本から変革することです。AIVICKでは、安全な生産者とのネットワーク構築や、アレルギー対応、パーソナライズ製造のために 食品のデータベース化 などを進めています。
なるほど! でも、食品のパーソナライズって、個別に作るとコストや手間がものすごくかかりそうですよね?
その通りです。だからこそ、AIを活用した次世代の食品製造プラットフォームが必要になります。個人の健康データに基づいて、最適な栄養素を含む食事を効率よく生産・配送する仕組みを構築することで、プレシジョン・ニュートリション を実現しようとしています。
なるほど! じゃあ、今回始まる「体験型選考」も、そうした新しいモノづくりへの理解を深めるためなんですか?
はい。学生自身が家庭向け冷蔵惣菜サービス シェフの無添つくりおき を自宅で受け取って食べることで、顧客の体験価値を肌で感じられます。単なる面接ではなく、実体験を通じて課題解決の視点や熱量をお互いに確かめ合うのが狙いです。
面白いですね。他のフードテック企業でも、こうしたユニークな採用や事業展開が増えているのでしょうか?
はい、業界全体で単なる「食の提供」から「健康データとの連携」へとシフトが進んでいます。海外でもパーソナライズフード市場は急成長しており、日本でも 成長率150%超 のAIVICKのようなスタートアップが牽引役となっています。
食と健康、そしてテクノロジーの融合がこれからさらに加速しそうですね。とても勉強になりました!


