プレスリリース要約
トヨタ・コニック・プロとアソビシステムは、日本発の「KAWAII」文化とモビリティを掛け合わせた「共創IP事業」を始動しました。イベント協賛にとどまらず、ライブ、移動サービス、中古車カスタム、地域創生など多角的な事業を横断するIPを継続的に育成し、若年層との新たな接点創出を目指す注目の取り組みです。
トヨタ自動車グループのマーケティングを担うトヨタ・コニック・プロと、ポップカルチャーを牽引するアソビシステムがタッグを組みました。両社は、単発のイベント協業ではなく、中長期的に「共創IP」を育てる事業構想を掲げています。具体的には、アソビシステムの持つ「KAWAII」を軸としたIP開発力と、トヨタ・コニック・プロのモビリティ領域における事業プロデュース力を融合。これにより、音楽やファッションを掛け合わせたライブ興行や、次世代モビリティを活用した新しい体験価値の提供など、多角的なビジネス展開を狙います。
本事業では6つの領域を横断した活動が構想されています。具体的には、多目的モビリティ「e-Palette」を活用したシャトルサービスやマルシェ体験の創出、中古車カスタムブランド「CORDE by」と連携した「KAWAII中古車」の展開、実用性とデザインを兼ね備えたカーグッズ販売などが挙げられます。さらに、各地の観光資源と連携した地域創生プロジェクトや、両社が持つ「モビリティデータ」と「推し活データ」を掛け合わせたデータサイエンスによる新規事業開発にも着手し、若年層や新たな顧客層へのアプローチを強化します。


Journalポイント
実はこれ、単なるキャラクターコラボではなく、モビリティの体験価値そのものを再定義することで、若い世代との新しい接点を作る試みなんです。
え、そうなんですか?ただ車に可愛いキャラクターのイラストを描いたり、ステッカーを貼ったりするだけのプロジェクトではないんですね。
そうなんです。実は今、若年層の車離れが進む中で、従来の「スペックの高さ」や「所有のステータス」だけでは新しい顧客を惹きつけられないという課題があり、エモーショナルな価値が必要とされているんです。
でも、クルマって本来はただの移動手段ですよね。便利であれば、デザインやキャラクターは二の次でもいいんじゃないですか?
たとえば、移動自体をエンタメにするために、多目的モビリティの e-Palette を活用した移動マルシェを企画したり、中古車を自分好みのKAWAIIスタイルにアップデートする事業と連携したりします。
なるほど!じゃあ、ただ目的地に行くだけでなく、自分の「好き」に囲まれた空間で移動すること自体をエンタメとして楽しむってことですか?
その通りです。さらに、アソビシステムが持つファンコミュニティの熱量やデータと、トヨタ・コニック・プロが持つモビリティデータを掛け合わせることで、一人ひとりの好みに合わせた新しいサービスや体験をデジタル面からもアプローチしていく計画です。
最近ビジネスでよく耳にする MaaS や DX といった考え方とも、今回の取り組みは関係があるのでしょうか?
MaaSというのは移動を1つのサービスとして捉える仕組み、DXはデジタル技術による業務やビジネスの変革のことで、今回はまさにこの両方を掛け合わせた先進事例なんです。業界全体が「モノ売り」から「体験売り」へシフトする中で、異業種との共創が不可欠になっています。
なるほど、単なるコラボではなく業界の大きな転換期を象徴する動きなんですね。とても勉強になりました!


