プレスリリース要約
大林組グループの大林新星和不動産は、福岡市都心部に近接する先進的物流施設「OAK LOGISTICS CENTER 福岡箱崎」を竣工しました。都心から約4kmという高い利便性に加え、太陽光発電と環境価値付き電力の組み合わせにより、施設内の再生可能エネルギー導入率実質100%を実現する注目の拠点です。
同施設は2026年5月末に竣工した地上4階建てのBOX型物流施設で、延床面積は約2万7,712平方メートル(約8,383坪)です。福岡市中心部の博多や天神から約4kmと至近で、福岡都市高速の出入口からも近く、九州全域への優れたアクセス性を誇ります。また、地下鉄「箱崎九大前」駅から徒歩約5分と通勤利便性も高く、周辺の商業施設も含めて従業員を確保しやすい優れた雇用環境を備えているのが特徴です。テナント企業の多様なニーズに応えるため、1棟貸しだけでなく2区画への分割利用にも対応し、敷地内には危険物保管が可能な別棟倉庫のスペースも確保されています。
本施設の大きな特徴は、大林グループのシナジーを活かした環境負荷低減への取り組みです。屋根上に設置された約992kWの太陽光発電システムに加え、夜間や曇天時の電力にはグループ会社が環境価値付き電力を供給することで、施設内で使用する電力の『実質再エネ100%』を達成します。これにより、年間約117トンの温室効果ガス削減効果が見込まれます。さらに、建物の基礎部分には大林組が開発した低炭素型コンクリート『クリーンクリート』を採用。建設から運用までの全フェーズで環境に配慮し、CASBEEのB+ランクやNearly ZEBの取得を目指しています。


Journalポイント
実はこれ、単に立地が良いだけでなく、建設時から運用時までトータルでCO2を削減する次世代型の物流施設なんです。
え、そうなんですか?物流施設の環境対策って、せいぜい屋根に太陽光パネルを載せるくらいだと思っていました。
実は今、荷主企業の間でサプライチェーン全体の二酸化炭素排出量を削減するScope3への対応が急務となっています。そのため、入居するだけで脱炭素化が進む物流施設が強く求められているんです。
なるほど。でも、夜間や天気が悪い日は太陽光だけでは電力が足りなくなって、結局普通の電気を使うことになりませんか?
そこがポイントです。この施設では、足りない時間帯の電力もグループ会社が環境価値付き電力として供給することで、実質的に再生可能エネルギー100%での運用を可能にしているんですよ。
実質100%はすごいですね!ところで、環境認証のZEBって最近よく聞きますが、どういう意味ですか?
ZEBというのはネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略で、建物のエネルギー消費量を実質ゼロにする建物のことで、この施設はその基準に迫る『Nearly ZEB』を取得予定です。さらに、基礎部分のコンクリート自体も、大林組が開発した低炭素型のクリーンクリートを採用しているんですよ。
建物の素材から運用まで徹底しているのですね。他のゼネコンやデベロッパーも、同じように環境配慮型の物流開発に乗り出しているのでしょうか?
はい、業界全体がサステナブルな物流へとシフトしています。特に大手ゼネコンは、自社の建設技術とグループの再エネ事業を組み合わせた、独自の付加価値提案で差別化を図る動きが活発化しています。
なるほど、ただの倉庫ではなく、企業の環境戦略を支えるパートナーとしての物流施設が求められているのですね。勉強になりました!


