プレスリリース要約
コンサルティング大手のINTLOOPは、社内オペレーションとサービス全般をAI化する「AIセントリックカンパニー」への転換を本格開始しました。自社を実験台とする社内実装からプロダクト外販、グローバル人材の活用までを統合した独自の「四位一体」モデルで、国内企業のAI変革をリードする先進的な取り組みとして注目されます。
INTLOOPは、中期経営計画「INTLOOP VISION 2030」で掲げた「AIセントリックカンパニー」構想を実行フェーズへと移行させ、経営資源をAI領域へ集中投下することを発表しました。同社は2030年7月期に売上高1,000億円、営業利益150億円の達成を目指しており、今回の変革はその中長期戦略の中核を担うものです。背景には、生成AIやAIエージェント技術の急速な社会実装があり、日本企業のAI実装の遅れを防ぐため、自社が先頭に立って変革を推進する決意を示しています。
今回の戦略は「四位一体」の構造で推進されます。具体的には、全社AIセンター・オブ・エクセレンス(AI CoE)による社内実装、自社で効果を検証した「業務特化型AIエージェント」の外販、INTLOOP Venturesを通じたAIスタートアップとの協業、そして約55,000名の国内フリーランスデータベースとベトナムのオフショア拠点を組み合わせたグローバル人材ネットワークの活用です。これにより、自社の生産性を極限まで高めつつ、中小企業や地方企業に対しても解像度の高いAI実装支援を提供していきます。
Journalポイント
実はこれ、単に便利なAIツールを使うという話ではなく、コンサル会社自身がAIそのものに生まれ変わるという壮大な実験なんです。
えっ、コンサル会社がAIになるんですか?人がアドバイスするのが仕事なのに、AI化するってどういうことなんですか?
実は今、企業の業務プロセスをAIが自律的に実行する『AIエージェント時代』が来ています。INTLOOPは、自社のコンサル知見をAIに凝縮し、プロダクトとして外販することで、コンサル業務そのものを拡張しようとしているのです。
なるほど。でも、そんなに簡単に自社の業務をAI化できるものなんですか?もともと人手が中心の業界ですよね。
そこがポイントです。同社はまず自社のフリーランスデータベース基幹システムのAI化や、バックオフィス業務のAI化を徹底的に行う ドッグフーディング を進めています。自社で効果が出たものだけを外販する仕組みですね。
なるほど、自社で試してから売るんですね!ところで、社内実装を進める上で出てきた AI CoE というのは、具体的にどんな役割を果たす組織なんですか?
AI CoEというのは『全社的なAI活用の推進・管理を行う専門組織』のことで、社内へのAI浸透や技術指導を担います。INTLOOPでは、この組織を中心に社員全員がAIを使い倒し、約55,000名の フリーランス人材 との最適なマッチングなどに生かしていく計画です。
自社で磨いたノウハウがあるからこそ、顧客にも自信を持って提案できるわけですね。他社も追随するのでしょうか?
はい、実はコンサル業界全体が『人月ビジネス』から『プロダクト・技術提供型』へシフトしつつあります。INTLOOPのように、自社アセットと グローバル開発拠点 を組み合わせて高速でAIを実装する動きは、今後のスタンダードになるでしょう。
コンサル業界のあり方自体が、AIによって根底から変わろうとしているんですね。とても勉強になりました!


