プレスリリース要約
再エネ発電・蓄電池の運用最適化プラットフォームを開発するTensor Energyは、福岡市のスタートアップ伴走支援プログラム「High Growth Program」の2026年度対象に選出されました。3年連続の採択となり、同社が目指す蓄電池の自動運転技術の高度化と、本格的な事業拡大に向けた支援体制が強化されます。
Tensor Energyは、福岡市の官民共働型スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next(FGN)」が提供する選抜型プログラム「High Growth Program(HGP)」に3年連続で採択されました。2026年度の同プログラムは、企業の持続的な成長を支援するバリューアッププログラムへと進化しており、IPO経験者やベンチャーキャピタリスト、専門家チームが実務に深く伴走します。同社は2026年4月に9.5億円のシリーズA資金調達を実施しており、今回の採択によって経営基盤のさらなる強化と事業成長の加速を図る構えです。
同社が開発・提供する「Tensor Cloud」は、再エネ発電事業者やアグリゲーター向けに、発電・需給予測、電力市場取引、財務管理などをデータとAIで自動化・最適化するクラウドプラットフォームです。これまでに全国1,051カ所、計194MWの発電所に導入されています。さらに2026年5月からは、需給調整市場への入札や蓄電池へのリアルタイム制御指示などを自動化する「蓄電池のオートパイロット(自動運転)」を実現しており、現場の実証データを通じた技術の精度向上と信頼性確保を進めています。


Journalポイント
実はこれ、単に再エネを管理するだけでなく、蓄電池を 自動運転(オートパイロット) させて電力市場で賢く取引する最先端の取り組みなんです。
え、蓄電池の自動運転ですか? 車の自動運転は知っていますが、電気の世界でも自動化が進んでいるなんて驚きです。具体的にはどういうことですか?
実は今、太陽光などで作った電気を効率よく使うために、蓄電池の重要性が増しています。しかし、いつ充電していつ売電するかという判断は、秒単位の 市場価格の変動 や天候予測が絡むため、人間には複雑すぎるという課題があるんです。
なるほど。でも、それってもともと手動やシンプルなタイマー設定とかで対応していたんじゃないんですか?
そうですね。ですが、それでは急激な価格変動に対応できず、損をしてしまうこともあります。Tensor Energyは、AI を使って市場取引から制御までを完全に自動化し、最適なタイミングで電気を売り買いできる仕組みを作ったんです。
AIを使って最適化するんですね! AIというのは人工知能のことで、大量のデータから自動で予測や判断を行う技術ですよね。具体的にどれくらいの規模で使われているんですか?
AIというのは、おっしゃる通りデータから最適な判断を自動で導き出す技術のことですね。同社のプラットフォームは、すでに全国 1,051カ所、合計 194メガワット の発電所で導入され、その有効性が実証されているんですよ。
すごい実績ですね! 2026年には大きな資金調達も行ったようですが、他の会社も似たようなアプローチをしているのでしょうか?
実はエネルギー業界全体が、分散型電源を束ねて制御する アグリゲーション事業 へとシフトしています。同社は低圧系統の蓄電池アグリゲーションで国内随一の基盤を目指しており、このスピード感と技術力で一歩リードしています。
電力の未来を支える非常に重要な技術なんですね。福岡市からの強力なバックアップもあるとのことで、今後の展開がとても楽しみです。勉強になりました!

Tensor Energy株式会社

- 代表
- 堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント
- 所在地
- 福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 7F
- URL
- tensorenergy.jp
