プレスリリース要約

博報堂DYホールディングスらグループ4社は、2026年6月に開催される「第40回人工知能学会全国大会(JSAI2026)」にて、14件の口頭発表と2件のセッションを実施します。広告やマーケティング、医療コミュニケーションなど、実ビジネスへの応用を見据えた最先端のAI研究成果が集結し、注目を集めています。

博報堂DYホールディングス、博報堂テクノロジーズ、博報堂メディカル、グロースデータの4社は、国内最大級のAI研究発表の場である「JSAI2026」にコアスポンサーとして協賛するとともに、これまでの研究成果を多数発表します。具体的には、オーガナイズドセッション2件と口頭発表14件を予定しており、学術的な知見とビジネス実務の融合を目指します。セッションでは「AIを活用したマーケティング実践」や「AIと人のインタラクションによる価値創造」といった、ビジネスパーソンにとっても関心の高いテーマが議論される予定です。

発表される具体的な研究には、テレビ視聴データを用いた生活者の「情報的健康」の定量的評価や、大規模言語モデル(LLM)が人間のような限定合理性(安すぎる商品を怪しむなど)を示すかの検証、さらにはデジタル広告の改善に役立つ効率的な最適化手法などがあります。博報堂DYグループは、横断的なAI専門家集団である「HCAI Professionals」を中心に、生活者発想に基づいた「人間中心のAI」と「人間の創造性の進化・拡張」を目指した技術開発を進めており、今回の発表はその最前線を示すものとなります。

Journalポイント

編集部

実はこれ、AIが人間のように「安すぎる商品は怪しい」と疑うような不合理な判断をするかどうかを検証した、非常にユニークな研究なんです。

え、そうなんですか?AIって常に論理的で正しい判断をするイメージですが、LLMも人間っぽく迷ったりするんですか?

読者
編集部

LLM(大規模言語モデル)というのは、大量のテキストを学習して人間のような文章を作成・理解するAI技術のことです。研究では、このLLMが「いざ選択を目の前にすると計画と違う行動を取る」といった、人間特有のセルフコントロールの弱さを示すかどうかも実験しているんですよ。

面白いですね!でも、AIが人間のように不合理な判断をすることを知ることは、実際のマーケティングや商品開発において何か役に立つんですか?

読者
編集部

たとえば、消費者の購買行動をシミュレーションする際に役立ちます。AIが完璧に合理的すぎると、現実の人間らしい「つい衝動買いしてしまう」行動を予測できません。人間らしい弱さや癖をAIが再現できれば、より現実に即した精度の高い需要予測が可能になるのです。

なるほど!それなら、新商品を出す前に「人間が実際にどう反応するか」をAIでリアルにテストできるようになる、ということですか?

読者
編集部

その通りです。また、今回の発表にはA/Bテストを効率化する技術も含まれています。限られた回数のテストで、どの広告デザインやWebコンテンツが最も効果的かを効率的に見つけ出す手法で、デジタルマーケティングの現場での即戦力となる技術として期待されています。

他の広告代理店や競合となるテクノロジー企業も、やはり似たようなAI研究に力を入れているのでしょうか?

読者
編集部

実は業界全体が、単なる自動化から「人間の意思決定支援」や「クリエイティブの共創」へとシフトしています。博報堂グループのように、医療やデータ分析など専門子会社と連携して、ドメイン特化型のAI応用を進める動きは、今後さらに加速していくと見られます。

AIと人間がどう付き合っていくべきか、そのヒントが詰まった発表になりそうですね。勉強になりました!

読者
博報堂DYホールディングス ニュース要点の図解

博報堂DYホールディングス

代表
西山 泰央
所在地
東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
URL
www.hakuhodody-holdings.co.jp

この企業とつながりたい方、興味がある方はこちらから

Connect Journalでは、掲載企業へのおつなぎ・詳細情報のご提供を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ