プレスリリース要約
三菱地所グループのGRAND株式会社は、オフィスビル広告メディア「GRAND」において、AIツール群「GRAND AI」を活用したテナントデータの高度化を開始しました。これにより、広告主は出稿前に「どの企業に広告が届くか」をデータで正確に把握できるようになり、BtoBマーケティングの精度向上が期待されます。
オフィスビル向けサイネージ広告を展開するGRAND株式会社は、2026年を「AI活用元年」と位置づけ、自社開発のAIツール群「GRAND AI」の運用を本格化しています。同社が運営するオフィスビルメディア「GRAND」は、設置ビルの入居企業情報を事前に開示する「ターゲットリスト型」の広告配信を強みとしてきました。今回の取り組みでは、この独自のテナント企業データの整備や照合プロセスにAIを導入することで、広告の到達先となる企業や在籍層の可視化精度を大幅に向上させます。
具体的には、ビルごとの入居企業情報をAIで構造化し、法人番号などの公的データと自動で突合・更新します。これにより、出稿前に「どの業種の、どの決裁者層に、何社届くのか」を迅速かつ正確にシミュレーションできるようになります。同メディアは国内主要都市のオフィスビル1,700棟に6,200台のサイネージを設置しており、月間310万人のビジネスパーソン、国内上場企業の41.3%にあたる1,620社にリーチできる規模を誇ります。
Journalポイント
実はこれ、ビル広告でありながらターゲット企業を狙い撃ちできる仕組みをAIで強化したというニュースなんです。
え, そうなんですか?ビルのエレベーター広告って、ただ通りすがりの人に広く見せるだけのものだと思っていました。
通常はそうですね。しかしGRANDは入居している2.8万社のテナントデータを保有しており、出稿前に『どの企業に届くか』が事前に分かるのが強みなんです。
でも、それってもともと手作業でビルの入居企業リストを調べて管理していたんじゃないんですか?
その通りです。ただ、企業の移転は頻繁にあるためデータの更新が大変でした。そこで今回、GRAND AIを導入して法人データとの自動照合を進め、精度とスピードを劇的に向上させました。
なるほど!じゃあ、広告主は『この大手企業にアプローチしたい』という狙いが正確にシミュレーションできるわけですね。
まさに。さらに金融や製造といった業種、決裁者層にどれだけ届くかも可視化されます。同メディアは国内上場企業の41.3%にアプローチできるため、大企業向けの営業支援にも直結します。
BtoBマーケティングで効果測定をするのは難しそうですが、他のメディアでもこうした可視化は進んでいるんですか?
BtoBというのは企業間取引のことで、ターゲットが限定されるため効果検証が難しい分野です。現在、広告業界ではリアル媒体とデジタルデータを掛け合わせる動きが活発で、GRANDのようにAIで可視化を極めるアプローチが主流になりつつあります。
ビル広告がここまでデジタル化されて進化しているとは驚きです。勉強になりました!

GRAND株式会社

- 代表
- 坂上仁
- 所在地
- 東京都新宿区四谷三丁目3-1 四谷安田ビル6F
- URL
- grd.inc
