プレスリリース要約

うるるBPOが実施した調査により、企業の生成AI導入が進む一方で、多くのビジネスパーソンが活用方法の壁に直面している実態が明らかになりました。組織利用は8割を超えるものの、実際の活用は文章作成などの汎用業務にとどまり、3人に1人がコア業務への適用に課題を感じている現状は、今後のAI戦略における重要な示唆となります。

株式会社うるるの100%子会社である株式会社うるるBPOは、100名以上の規模の会社に所属するビジネスパーソン1,201名を対象に「生成AI導入後の利用実態と課題に関する調査」を実施いたしました。調査結果によると、組織として業務で生成AIを利用している割合は80.9%に達しており、企業における生成AIの導入自体は極めて高い水準で進んでいることが分かります。しかし、全社的に導入・推奨されている環境であっても、日常的に利用している層は64.3%にとどまり、約3割は月に数回程度の利用にとどまるなど、定着化における最初のハードルが存在していることも浮き彫りになりました。

さらに調査では、生成AIによって業務効率化や生産性向上を実現できている業務についても分析しています。組織として成果を実感している業務の上位は、「文章作成」(47.0%)や「メール文のドラフト作成」(40.3%)といった汎用的な業務に集中していました。その一方で、「業務プロセスの自動化」(15.3%)や「顧客対応の高度化」(11.9%)など、企業の競争力に直結するコア業務・専門業務での成果実感は2割以下にとどまっています。最大の課題として「簡易的な業務には使えているが、コア業務には使えていない」(33.6%)が挙げられており、活用の高度化が課題です。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、生成AIの利用頻度が高い人ほど「活用に向き合う余裕がない」と感じているという、パラドックスが生じているんです。

え、そうなんですか?よく使っている人の方が、もっと活用方法を工夫したり、新しい使い方を試したりできそうなイメージですが……。

読者
編集部

そう思いますよね。ですが、日々の業務でAIを使いこなそうとするあまり、目先の作業に追われてしまい、業務全体のプロセス改善や活用範囲を広げるためのインプットを行う時間的余裕がなくなっているという実態があるんです。

でも、それってもともと業務を効率化して、時間に余裕を作るためにAIを導入したのではないんですか?

読者
編集部

まさにそこがポイントです。個人のメール作成などは数分短縮できても、組織のビジネスプロセス自体が変わっていないため、浮いた時間でさらに別の作業をこなすだけになりがちなんです。数字で言うと、コア業務への成果実感は2割以下に留まっています。

なるほど!じゃあ、個人がツールを便利に使う段階から、組織全体でDXを推進する段階へステップアップする必要があるってことですか?

読者
編集部

DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術を使ってビジネスモデルや業務プロセスを変革することです。まさにその通りで、今多くの企業が取り組んでいるのは、AIが参照するデータの集約や構造化といった、組織レベルでのデータ基盤整備なんです。

他の会社も同じように、ツールを配った後の「活用の壁」に突き当たって、具体的な対策を模索しているのでしょうか?

読者
編集部

はい。多くの企業で、プロンプトの共有や、情報の正確性を検証するルール作りが進められています。今や市場は、単に「AIを使う」フェーズから、「自社の独自データとAIを組み合わせて、コア業務をどう自動化・高度化するか」という競争へとシフトしているんです。

なるほど、AIを真の武器にするには、組織としての仕組みづくりが不可欠なんですね。勉強になりました!

読者
株式会社うるる ニュース要点の図解

株式会社うるる

代表
星知也
所在地
東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
URL
www.uluru.biz

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